無脊椎動物バイタリティ #1

 リンさん(ヒョウモントカゲモドキ)の食餌として養殖しているミルワーム。飼育開始時には色々と試行錯誤もあったが、今は経験も蓄積し、自己流のノウハウで殖やすことが可能になった。
 ミルワームの飼育ケースの床材は小麦ふすまを使用している。ふすまは栄養価が高く、また焙煎したものであればほぼ無臭。難点は一般的なスーパーマーケットでは売られていないことくらいだが、製菓材料としてはメジャーなものなのでネット通販であれば簡単に入手できる。今までカビやミルワームの大量死というようなトラブルも発生したことはなく、ミルワームの飼育開始から約1年半ずっと床材はふすまだ。
 この小麦ふすまの見た目は文字通り小麦色、淡い黄褐色をしている。この小さなフレーク状のふすまをミルワームが食べ消化されると灰色の小さな粒子になる。粒子=排泄物の形状は成虫も幼虫も変わらない。粒子に特に臭いはないのだが栄養価のことを考えれば当然いずれ交換しなければならない。だいたい2ヶ月に1回程度入れ換えを行うのだが、これが非常に非常に面倒くさかった。


今日の英語:Replace

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?