この手より少し溢れるけれど #3
私はネジやナットを使ったDIYには多少自信があるが、電子関係のガジェットについては知識が乏しい。ネットで検索すればスマートフォン対応のキーボードはいくらでも見つかるが、どれが私の目的に適当かさっぱり判断がつかない。なので初めて購入したキーボードの選択基準も「失敗しても惜しくない金額」だった。
そして最初に購入した二つ折りタイプのキーボード、悪くはない。悪くは無いが次第に細かな不満がつのり始める。まずキーの配置。2分割された盤面にキーを詰めるのだから仕方ないのだが、アルファベットキーの大きさが統一されておらず機能系キーの配置も不親切。次にマウスの機能が無いこと。これは私の選択のせいなのだが、キーボードがあるからにはカーソル操作のためのマウスがセットで欲しくなる。一々キーボードから手を離してスマートフォンの画面を触らなければならないのは地味にストレスだ。
何よりも困ったのは、私の管理のせいなのだが、キーの反応が悪いこと。どうやら鞄に入れて携帯しているうちにキーボード自体がたわんでしまったようなのだ。軽量化・コストカットのためなのだろうが、本体が薄いプラスチック製のため私の雑な鞄に耐えられなかったらしい。
今さらフリック入力には戻れない。けれどもこのキーボードには不満が大きい。となれば、もっと良いキーボードを実店舗に見に行くしかない。
今日の英語:Dissatisfaction