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#早川岳晴

仲井戸"CHABO”麗市 Music From CHABO BAND 2024 Experience EX THEATER ROPPONGI 2024.11.23.

花や草木のセットでステージが華やかな雰囲気になっていた。バンドの音だけで魅了させてくれた素晴らしい大阪のライヴとの対比もあり、開演前は否が応でも期待が高まった。 大音量の「アー・ユー・エクスペリエンスト?」で一気に気分があがる。チャボのライヴは決して本人やバンドの演奏だけで組まれているわけではないことを理解しているので、既に開演である。いきなり " 俺を体験済みか? " とチャボがジミヘンのギターをバックに語りかけてきたようで強烈。" もちろんだ! " と、僕は心の中で答え

京都・磔磔・麗蘭LIVE2023 「Homecoming」2023.12.30.

オープニングSEの「波路はるかに」が流れ、客席後方の階段を4人がおりてくる。そしての1曲目にライヴのタイトルを冠した曲が演奏される。僕の知っている年末・京都・磔磔の麗蘭が変わらずにそこにいた。 4年ぶりでも何も変わらない…変わっていない麗蘭と僕であったはず…だったが、ライヴも中盤にさしかかる頃だっただろうか。チャボの紹介から早川さんのMCがあった。 1978年に初めて磔磔に出演以来、今日がいちばん嬉しいよ これをきっかけに、それまで当たり前のようにふれていたこの夜の特別

仲井戸"CHABO”麗市 Music From CHABO BAND EX THEATER ROPPONGI 2023.10.15.

最初の音を聴いた瞬間、開演前に構えていた気持ちが一瞬で消えてしまった。僕にとってはCHABO BANDが仲井戸麗市の音である。その音が鳴ったのだ、目の前で、4年ぶりに。 ロビー・ロバートソンの訃報はチャボにとって想像以上に大きかったようだ。4年ぶりのCHABO BAND LIVEのテーマを " ザ・バンド " にさせてしまうくらいなのだから。想像もしなかったことだが、しかし、結果的にこれが吉と出ていた。 「The Third Man Theme」でメンバーはステージに登場

仲井戸"CHABO”麗市・梅津和時・早川岳晴・新井田耕造 [ついに有観客ライブ!! SoulMatesが LIVEやります。featuring新井田耕造] 南青山MANDALA 2023.05.26.

チャボの口から有観客でライヴをやることが発表されたとき、もちろん3年ぶりなのでそのこと自体の喜びもあったけれど、僕がいちばん反応したところは、メンバーに新井田耕造…コーちゃんがいたことだった。 80年代。いわゆるKING OF LIVE期のRCサクセション。BLUE DAY HORNSを加えれば7人になるメンバーのうち、3人がこの夜のステージに立つわけである。Soul Mates名義とはいえ、featuring 新井田耕造なので、チャボのことだからそういうライヴを演るだろう