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映画「ファミリースイッチ」を観て
12月23日「ファミリースイッチ」という映画を観た。
英題は「 Family Switch」。2023年のアメリカ映画で、マックG監督の作品だ。
キャストは、母役のジェニファー・ガーナー、父役のエド・ヘルムズ、息子役のブレイディ・ヌーン、娘役エマ・マイヤーズなどである。
あらすじは、
クリスマス直前に惑星直列という珍しい現象のせいで、両親と10代の子供たちの体が入れ替わってしまった! 大混乱に陥った一家は、それぞれの局面を乗り切れるのか。
というところから始まる内容。
で、観終わっての感想。
クリスマスを迎える夜には、最高の映画だった
いやー、最高に笑えた。
この、チェンジものは映画にありがちだが、やっぱり面白い設定だ。
特に、父と息子、母と娘、そして、赤ちゃんと犬。
本当に笑えた。
まあ、この手の映画は、ほぼ間違いなくハッピーエンドで終わる。
だから安心して観ていられるのだ。
お酒を飲みながら、楽しく観ることができた映画であった。
笑いの中に、愛を感じる映画だった
この映画の良いところは、笑いの中に愛を感じるシーンが多いこと。
例えば、母と娘のパターン。
サッカーの道を目指す娘と、それを良しと思わない母。
でも、実際に入れ替わってわかるのが、母親がいつも娘の試合を観に行っていたこと。そして実は応援していること。
それを娘が知ったとき、母に愛を感じるのである。
父と母、10代を再び謳歌するシーンが最高
ボクが好きなシーンは、娘と息子に変わった父と母がパーティで、10代を謳歌するところだ。体が軽くなり、気持ちも若くなる。2人が踊るシーンに、「あの2人、兄妹だよね」と周りが驚くシーンには爆笑した。
そうなんだよね。いくら心が若くても、身体がついて来なくなるのが、歳を取るということなんだよ。
子が親に変わり、走るシーンで着いて行けなくなるところなんて、あらためて、「そう、そう、」と思ってしまうのだ。
子どもたちは、両親の凄さに気づく
そして、子どもたちは、自分になった親の行動から、凄さに気づいたりする。
例えば、学校のシーン。
息子は、いつもいじめられっ子を避けて、廊下を歩く。
ところが、息子になった父親は、その社交性や明るさが全く違う。
ついには、いじめっ子に対しても、難なく対応してしまうのだ。
息子は、父の凄さを知る。
そんなことで、この映画。
真剣に見るような映画ではないが、楽しく観るにはうってつけ。
お酒を飲みながら、笑いながら観たい方に、おススメである。