私が歌う理由(わけ)は

※Facebookからの移植。投稿日:2016年12月31日 


楽曲そのものが持つ、響きというものがある。

また、歴史的な意味合いも含めて人々の間で愛されつづけ今に伝わっているものがある。

僕はそういった楽曲に対して比較的愛着がある方だと思う。

そんな楽曲に、日本の現代詩を載せるというスタイル?で作曲をすることが多い。

メロディが先か、詩が先かは実は曖昧である。

というのも「その瞬間」が訪れるタイミングはそれぞれ異なるからだ。


僕がよく歌っている「すぎとすぎな」という歌がある。

ウディガスリーのHobo's Lullubyeと金子みすゞさんの詩を合わせたものだが、それが必然的に引き寄せあったところにちょうど居合わせたという感覚の方がちかい。そこに「うた」があったことに気が付いたというか…。


いつも歌っていて想うことなんですが。。 いま歌っているこの歌が、いつか遠い先に誰が作ったものだとか分からない状態で歌われていたらどんなにいいだろうなぁと。。 

ただそこに「うた」があればいい。そこに僕の名前など要らないのです。

 そのために、いろんなところへ行っていろんな人と会って歌を歌う。それのみです。


まるで遺言のようなノートを書いてしまった(笑)

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