鳥飼八幡宮、宮司の山内圭司さん
移住してすぐに飲み会で出会った時の感想。
僕にやることがなかったので、週7日誘っていただいた飲み会に全部お邪魔してたら、気付いた時には神社のお祭りの主催までやらせていただいた。
神社で会う時のけーじさんは、キリっとして何というか人を寄せ付けないような雰囲気。
飲み会で会う時は、まあ、ほんとにおしゃれで歯は新庄くらい真っ白で、「イェーイ!」って言ってずっと乾杯してる。
このギャップにみんなやられてしまうのだ。
お祭りの提案事項は全て「いいですね、やりましょう!」で握手。 断られた試しがない。
でも神社には格式や伝統、さらには神社庁、総代、氏子、町内会などたくさんの人々の中で成り立っているので、けーじさんは、その方々に新しいことをする度に 「なんてことやるんだ!!!」 っていつも怒られてて。
うわ、これ僕のせいです、申し訳ないって言っても「決めたのは僕なんで」と一向に取り合ってもらえない。
今日も新しいチャレンジをして怒られてるけーじさんに「なんでそんな非難されてもやるんですか?」って聞いたら、「いいんです、僕の頭は下げるためについてるんで」と、白い歯でニヤリ。
ほんと痺れる。
僕がチャレンジしてる大人ってカッコいいなぁ、って思ったのはこの瞬間からかも知れない。
神社の2000年の歴史をぶっ壊してまでも、自分のやりたい事や信念を貫いて、もっといい神社を作るって信じ切ってる。
そんな鳥飼八幡宮の境内で「Acestudio」を8年前からやらせてもらっている。
改装工事の初日に、けーじさん神社の誰にも説明してなくって、僕もめちゃくちゃに怒られたのは昨日のことのように覚えてる。
ここで始まったスタジオが今では8店舗に増えて、たくさんの参拝客の方に感謝して頂けて、スタッフにも喜んでもらえる環境が作れたのは、けーじさんのお陰以外何ものでもなくって、本当に感謝しかない。
なので、僕は大好きなけーじさんに恩返しをしたいので出資をお願いしたのだ。
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