アップルパイのレシピ
ブルースカイ王国の神代(こうじろ)です。
三芳町で「特別な支援が必要な子どもたちを応援する親の会 アップルパイ」を立ち上げて、活動しています。
今日は、「アップルパイができるまで」について書きます。
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アップルパイって美味しいですよね。
こんがりサクサクッと焼けておいしいアップルパイ。
親の会アップルパイは、個性豊かなメンバーが作り上げてきたアップルパイです。
さて、そのレシピ
「親の会 アップルパイ」のできるまでをご紹介します。
その1.
障がいのお子さんに手を焼いて、とても困ってたお母さん数名が集まります。
(きっかけは、子育てで親自身が外の活動に出たことがきっかけ。実は一般の子育て関連活動であった)
その2
子供とどう向き合ったらいいか、障害を受け入れるとは?と悩みが尽きない母たちは療育を知ることで、繋がりが出来てきました。(保健師さん、地域の支援者、施設など)
その3
繋がりができたら登録して活動しよう!差し入れのアップルパイを食べながら。。(これがヒントとなりグループ名がアップルパイとなります)
その4
しかしながらも、まだ個々に療育を受けてる時代。もっといろいろと療育勉強したい!(とうとう療育の先生もグループに巻き込んで活動)
こうして親の会「アップルパイ」がじっくり出来上がってきたのです。
子育てしていると、そんなに長い時間は取れないんですが、そのちょっとの時間の情報交換と、母たちの息抜きの大切な時間のために。
「親の会を作りました」というと、みなさん特別なことをしてきたように思われます。
でも、このレシピを聞いたら、難しいことは一つもありませんよね?
なにしろ、団体名もこんなノリで付けちゃったんですから(笑)
とは言え、このレシピはかれこれ20年前の話。
自閉症など障害のある子たちの理解がまだ乏しく、今では当たり前に使っている福祉サービスも少なかった時代のこと。
障害者ニーズを形にするためには、一つ一つのニーズについて丁寧に勉強会を重ね、
地域での理解も深まるように障害福祉教育の活動を進めていきました。
そして、お母さんたちがはじめた小さな活動が、わらしべ長者のように一つ、また一つと繋がり、明石農園の明石さんに繋がって行きました。
明石さんとの出会い。それは、アップルパイと農業の出会いになりました。
野菜収穫体験からはじまった自然とのふれあいが、自然と人を繋ぎ、人と人の繋がりを作っていきました。
また、明石さんにとってはアップルパイとの出会いは「福祉との出会い」になり、
明石農園を農福連携という新たなステージへと押し上げていくことになります。
「悩みを抱えたお母さんの涙」という小さな種が集まり、三芳町という小さな町に撒かれ、
その種が芽を出し、大地に根を張り、ブルースカイ王国という大きな流れを創り出しました。
お母さんたちの小さな活動が、人との繋がりを生み、地域に何かを遺そうと動き始めました。
アップルパイの活動、ブルースカイ王国の活動、是非お気軽に参加してくださいね!
親の会「アップルパイ』
https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/kosodate/mokuteki/shogai/apple-pie.html
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