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地方は誰もが思っているほど悪くない


「地方にこれから未来はない」

この言葉だけ聞くと、もともと住みにくかった地方がこれからもっと住みごごちが悪くなるイメージしかわかない。

そんなことはこれっぽっちも無いのに・・・

地方で生まれて地方で育ち、地方で就職して地方で独立した僕は、逆に都市部のことをあまり知りません。

地方しか知らないけど、その分長く生活しているし、良い点も悪い点も良く知っています。とても終わるようには感じられません。

むしろ、これから良くなっていくイメージしか湧きません。

なぜ? 地方は誰もが思っているほど悪いものじゃないから。


人口減少は事実。でも生活できないほどじゃない


地方は年々人口減少によって衰退していく。

多くの人が思っていることなんでしょう。事実日本の人口減少は階段をゆっくり降りていくように減少傾向にあり、高齢化は反対に階段を駆け上がっていくように進んでいます。

これだけ見ると、地方は絶望的な状況なんでしょう。

でも、だからと言って悲観的になる必要はないと僕は思います。

実際、生活できるレベルは保たれるんじゃないかと思っています。市町村合併、道州制への移行というのは、行政レベルの話であって、行政機関が消滅するわけじゃない。インフラそのものは残ります。

必要最低限の生活の保証はされます。ベーシックインカムが導入されたら、生活はさらに楽になり、地方にいるメリットが最大限に受けれることに。

人口減少=地方消滅は早計だと思ってます。


地方は宝の山


地方には、まだまだ手付かずの宝が多く眠っています。

未だ知られていない絶景、地元の人しか知らない名店などは数多く眠っています。

インスタやツイッターなどのSNSで突然有名になるケースが多いのは、そのいい例。

地域の活性化につながるいちばんの材料は、観光客などの外からの人の流入です。この流入が多くなるほど地域の状況は良くなっていきますね。

もちろん、それだけじゃないです。

地方には、手がつけられていない仕事が多くあります。

・個人事業主向けWeb制作・マーケティング等
・地域の名所・名店の発掘・紹介等
・行政との連携   etc

宝が眠っているなら、それを掘り起こす作業をすればいい。

まだまだWeb関係は発展途上。はっきりいってブルーオーシャンです。

地方に住んで仕事をするメリットは、顔が相手にわかってもらえているという信用を得られること。これが地方では大きな武器になる。

地方で独立すると、怪しい電話がしょっちゅうかかってきますが、こういった類の電話は地方では全く相手にされません。実際に顔が見える相手との取引が主流だからですね。

リアルでの信用があれば、地方でWeb集客しても案外来てくれます。

仕事がないなんてことは今のところ考えられないです。


やっぱり住みやすい


なんだかんだ言っても、地方は住みやすい。

都市部とは違って、本当に住みやすい材料がたくさんそろってる。

僕は岐阜以外では、京都にしか住んだことはありません。東京なんてたまに行くぐらいで、正直人の多さと雑多さでいつも目まいを起こします(笑)

仕事なんてとても無理だなぁと、行くたびに実感してますよ。

忘れられかけている隣人との良いお付き合いも、地方では当たり前にありますね。先日も春キャベツをたくさんいただきました。

住みやすい環境で、仕事もある。静かで仕事をするにはもってこい。地方は宝の山です。


地方はまだまだ大丈夫。思っているほど悪くない


地方は、まだまだ成長過程。みんなが思っているほど悲観することなんて無いです。むしろ、これからだと思ってます。

住めば都とも言いますし、都会がいいという人も大勢います。無理に移住を勧めるほど野暮じゃありません。

でも、地方には未来がないということだけは賛成しません。むしろこれからは地方の時代です。

地方はみんなが思っているほど悪いものじゃないですよ。

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