情報収集をするときの注意点【350】
今回はみなさんが何か調べるときに注意しなくてはならない点を紹介します。
①情報源を確認する
ネットには正確な情報から間違った情報までたくさん掲載されています。それらの中から正しい情報を見分けるために必要な点の1つが情報源(引用元)です。情報源が明確な方が安全性が高いです。その中でも、行政や企業調査情報は信憑性があるので、できるだけそのようなサイトを活用する方が良いです。
②検索結果1位が正しい情報とは限らない
検索1位ということは、同じような情報のサイトの中で最も信用でき、正しいということです。しかしそれは、競合する記事がたくさんある場合です。競合記事がないと、その情報が1番正しい情報、つまり検索1位になってしまうのです。間違った情報を信じてしまわないためにも、1番上に出てきたサイトだけでなく、下の方のサイトにも目を通すことが重要です。
③ネットの情報には書いた人の意見や偏見が含まれている場合がある
インターネットには様々な人が事実に対し、意見を書いています。例えば、「〜があった。〜と思った」の場合、「〜があった」の部分は事実であり、「〜と思った」の部分は筆者の意見ということになります。このような、客観的と主観的を見分けることができないと、どれが事実でどれが意見かわからなくなり、情報に振り回されることになります。
④ネット検索は自分の同意見の情報しか目に入らなくなる
人は自分の考えを肯定している記事を見ると、「私の考えは正しいんだ!」と自信がつき、安心します。しかし、他の反対の意見の記事は目に入る機会すらありません。なぜなら、自分の考えや意見と反対の検索ワードは入力しないからです。そうすると、一方向からの意見しか見ることができないので、間違った情報が頭に植え付けられる危険性があります。
⑤インターネットばかり活用しない
インターネットを使って調べることは、みなさんも知っている通り、早くて簡単です。ですが、どのサイトでも参考にしている本や雑誌などはあります。その本を読むことで新しく分かることもあるかもしれません。また、身の回りの友達などに聞いてみるのも良いでしょう。
まとめ
最近では、ほとんどの人がスマホやパソコンなどで、簡単に何でも調べることができます。しかし、その調べた情報が正しいとは限りません。それを見分ける上で、上記のことをもとに自分で考えなければなりません。つまり、検索結果に表示されたサイトの内容を全て鵜呑みにするのではなく、1度目を通してから自分で考えて真偽を判断しなければならないのです。
ご覧いただきありがとうございました。
参考文献
https://middle-managerblog.com/?p=6450