【No153私の支援技術、アセスメント 分類 知識 実践 アセスメント】

あなたは、何のパンが食べたいですか?これは簡単なことだと思いますか?

自身の気持ちを上手く言葉に出せない人にとっては難しいです。パンということでいろいろなパンが並んでおり情報量が多いことも難しくしている要因です。

いやー。難しいですよ。知的障害の方とパンを買いに行きました。道中足取りが速く、ペースを合わせるのが大変でした。親御様よりメモ用紙をもらいましたが、私はそのメモ用紙を見れば買うパンがわかると思い込んでいました。メモ用紙を確認したのは、購入直前でした。

メモ用紙には4つは商品名が書いていたが、残り1つは、なぜかBと書かれています。Bって何?が第一声でした。ここで、私は利用者と対話を試みます。何を買うか聞いているかや、いつも何のパンを買うの?そもそも4つで良いのかも。いろいろと考えました。ある程度対話を重ねてから、親御様にメッセージしました。返事はなし。

そのため、これはもう購入しよう。間違えたら謝ろうと考えました。そして、利用者にお母様、お祖母様、弟、お父様、本人など、それぞれに何を食べますかと尋ねます。それ対する返事とメモ用紙を比べて推測します。(メモ用紙は本人に見せずに比べる)アセスメント、支援方法です。

なお私は確かな家族構成はお母様、本人、弟しか知りません。

そこで、私はこのメモ用紙に書かれたものは家族分のパンを記載しているはずと考えて、お父様とお祖母様と想定した上で付け加えて何を食べるか確認しました。

そして購入しました。するとメッセージが来ました。Bがわからなかったため、Cというパンを購入しました。とメッセージを送ってもらいました。

お気遣いありがとうございます。と返事がありました。

なお、事例の内容や家族構成は変えています。

ちなみに福祉業界がきつくなっています。腰と足が痛いのです。私の実践を必要とする職場はあるのか?もう実践は難しいかもしれない。