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詩 本当に好きなモノ

夢の一つ、どこかに旅行して綺麗な景色を観たい。

それらをコピーして、焼き付けてもピント来ない。

せめてカラーコピーだと良いなと思った。

誰かの夢とかをやってみたいじゃなくて、あなたがしたいからする。

夢はきっと好きなもの

それは習い事やスポーツ教室のそれじゃない。

それは、その人が靴を自然に履きたくなる瞬間と

鞄の中身に何か入れ忘れたっていう瞬間もない日々が同時にやってくる

そしてそれを知らないだろうと、ワクワクしてる自分を知らないだろうと思って

実際に見れない道端の猫のあくびを想像したりする

実際は、何か語る暇もなく横目で猫を見て走り出す

だけど、確実にゆっくりな時を待ち望んでいる

そんな瞬間が見たいと思ってるから実際に見えるような気がする

楽しいことを浮かべる時は、寝不足になってであくびも出る

だけど、あくびをしてる瞬間に未来が楽しいって思える

夢を過程と思うことは難しい。結果が出なかったら無駄になるのかなとか不安になる

だけど欲しいもの(夢)をカバンに忘れず何度も確認して入れてると思ったら、そう考えたら

夢は叶わないかもしれないけど、カバンの中には夢のカケラが入っている。

夢を追うとは、夢をカバンに入れ忘れなければ、良いんだよ。

そしたら、忙しい時も、猫のあくびや、トーストの焦げや、そしてバター、ジャムと、それら日常をゆっくり目に焼き付けられるよ

そして、トーストを急いで食べる時や、横目で猫を見るとき

あなたが走り出す時は夢と一緒ということに気づけるよ

そんなカラーな世界だったら良いなと思って、夢を今日も追いかける