【No139メンタライジングと支援は類似してる。分類、人間の行動や発達】

ミラーリングは、子どもがお腹が空いた時に、お腹が空きましたね。ミルクですよなどと正確に伝えること。

ただ、このミラーリングも間違うこともあります。子どもがトイレをしたいのに、ミルクを飲みたいんですね。などと言うように。

ただこの間違えるはすごく大切です。それは子どもを理解している親でも間違えることがあると理解することが重要だからです。

もし親が全て理解してミラーリングが正確ならばすごいことになります。困るのです。

彼女との会話

彼氏「お腹空いたな。」

彼女「じゃあ何が食べたいか教えて?」

彼氏「お腹空いたらラーメンに決まっているじゃん。何を言ってるの?」

彼女「意味わからない」

このように関係性は、こじれるのです。

だから、子どもとの関係で、ミラーリングを間違えた時は、ミルクが飲みたいのではなく、トイレしたかったね。ごめんね。などと訂正することが必要です。

こういうことを繰り返すと、子どもは、空腹だが、親がもう少しでミルクをくれるから大丈夫。我慢しようと我慢できるようになります。気持ちも安定します。

メンタライジングは、相手のことを想像する役割がありますが、自身の感情を我慢したり、大丈夫と自身で言うことに繋がります。

こう考えると、メンタライジング、ミラーリングと普段の支援は似ているということです。

支援を行う時は、ミラーリングして、支援が間違えたら訂正します。そうやって信頼関係も構築していくのです。そして利用者は成長したり、エンパワーメントと高めるのです。