【No105 幸せとは】

僕が一番楽しかった時代、救われた時代は、高校だ。友達はたくさんいた。皆良いやつだった。バンドを組んで、皆でスタジオに行ったり、泊まりがけで練習もした。ライブには出なかったが、それが青春だった。

中学は嫌な思い出しかないし、大学も特に何も思い出がない。やっぱり高校の記憶が衝撃的にある。

高校でバンドを組んだり、詩を書き始めた。その影響を与えたのは、ハングリーデイズだと思う。当時、ハングリーデイズの自作の未発売CDを借りてMDに入れて聴きまくっていた。

なんというかな、今でも音楽を聴くと、すぐに高校時代を思い出します。高校の時に通った道の風景とか、高校の楽しい思い出も浮かびます。

先生もなんか力になってくれました。僕は高校卒業が危うかった。体調が悪くなったんだ。しかし皆の協力で、最後らへんのテストでは、全科目80点を取り、卒業できた。後に職員室は皆驚いていたらしい。僕はあの日の頑張りは覚えてない。ただ、学校に誰よりも早く行って勉強はした。
その後は、大学受験の際に、先生からマンツーマンで、勉強の仕方を教わった。魔法の言葉も教わった。呪文みたいなもの。

そして、大学にも合格した。

何にせよ、高校の友達、担任、ハングリーデイズがいなければ、出会ってなければ、今の僕はいないし、立ち直ることもできなかったと思う。

僕の誇りは、この高校生活だと思う。良いことばかりではないが。思い出すとジーンとくる。

そういう誇りがあるからこそ、今幸せかな。

それが福祉職でもいきていると思う。