【No23 ソーシャルワークの勉強 分類 知識】

頭の片隅の知識や技能

支援では、いかに援助関係を築いていけるかが大切である。バイスティックの原則を用いて理解や関わりを行う。  

支援に繋がらない人も多い。引きこもりの方などは繋がらないこともあるし、複合的な課題を抱えていることもある。

まず、利用者の置かれた環境を適切に捉えることが大切。例えば、障害のある方や、バリアフリーの事柄で言えば、1階に住んでいることと7階に住んでいることでは、困りごとがそもそも違う。

そして、利用者の背景をも考えることも必要。

例えば、引きこもり歴、40年の50歳と、就労経験はあるが引きこもり歴20年の人では、まず、前者は、その引きこもりという事柄に関して、それほど危機感もなく、困難な問題を問題として捉えてない可能性もある。一方で、後者は、就労経験があるため、引きこもりということを問題として感じている場合もある。

いかに相手のことを想像できるかが、援助関係やその繋がりを持てるかに繋がる。

また、援助関係の中では、その人と距離感を取りつつも関係性を築いていくことが(見捨てない)、支援後の、クライアントの生きやすさにも繋がる。支援者は苦しいかもしれない。

クライアントの困難さやそれを解決できない理由は、愛着などの問題がある場合もある。

マズローの生理的欲求や安全の欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現の中の、生理的欲求が満たされていないため、何かを積み上げていくことができない場合もある。

この場合は、その愛情の学び直しをもすることが必要な場合もある。特に児童の場合は必要な場合が多いと思う。

ソーシャルワークが必要となる。

その中でも、中心は、気づきと振り返りの支援だ。  

①状況の理解を助ける②問題への直面化を支える。③自らの力の発見を促す。④他者の存在への気づきを促す。

 その周りには、援助関係。(話を聴くや、受け止める。行動をともにする。感情を伝えるなど)権利擁護。(情報を保障する。(説明する)手続きを一緒に行うなど。 )社会資源。(関係性を円滑に保てるように支援する。社会資源の紹介や開発。アウトリーチ。)、状況の構造化(本人の物語を描く。観察。チームで見たてを立てる)がある。 

正直、ここまで丁寧に関わるの?って思う。

でも、この人の状況にどこまで思いを馳せられるかだと思う。言葉を話せない人のことや、その人が間違えた理解をされていたら、これは辛いと思う。

やっぱり、理解されないということが辛いよね。

僕は、クライアントや問題を、人と環境の相互作用という風に捉えるソーシャルワークは、その人の現在だけではなく、その人だけでなく、家族や祖父母、学校生活や、恋愛や、過去も未来も考えるので、本当の意味で、その人の理解をする過程だと思う。

だから、面白いのかなと思うよ。難しいけど。
ソーシャルワークは、幅広いため、可能性はあるが、難しい。