男は勇敢になりたい

男は勇敢になりたい。

これは、すべての男に通じる欲求だと思う。
さらに根本の思考には女の子が関係していると思う。
だって女の子によく見られたいのだから。

誰かのために戦地に赴くとしたら
それはかならず女の子ためだ。

モテるにはどうしたらいいの？と悩んだ時期がる。それで何年か前から買いはじめた雑誌がある。
それがポパイだ。

たちまち僕のバイブルになった。

僕はポパイが好きだ。
なぜかって？
ファッションやカルチャー、食、旅行、家具に至るまで。
リアルをガチガチに充実させる内容でありながら、
しっかり女の子が好きという欲求が根底に流れているからだ。
やっぱモテたいよね！とがっつりはいわずとも
心の底の共有事項としてしっかり行き渡っている。

それは子供時代につくった秘密基地のようだ。

自分達の世界をリアルとは別につくって
おんなじ名目のもとに世界を見る。
誰かに見つかりやしないと見張るところが始まりの部分。
世界平和からエロ本まで
しっかりと自分達の世界がそこにあって守られている、
秘密でありながら、自身にもわからないワクワクがそこにある。

「答えを与えてくれるわけではない」

「でもそれがいい」

ポパイ読者だった偉い人から言われた言葉だ。

そう、
答えは自分で作るもの。
自分がどんなものにワクワクするか
どんな秘密基地をつくるのか。
そしてそれを作るのはいつでもひとつの
勇敢さだと思う。