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自分の考えていることを黙々と
メディアをやりたいと何度も思った。
ポパイから始まる魅力的な雑誌媒体の数々
短き文章とそれに繋がる魅力的な写真の数々。
オレに憧れをくれた、教育だった。
それは自由だった。しかし自ら生き延び、強くなりたければ自らに規律を与えよと言っていた。
本を作りたいと考えた。
手触りが好きだった、紙の乾燥と捲るという行為
右のページの積み重なっていくごとに満たされる達成感
読むという姿勢の美しさ。
それらすべての外見も好いている。
しかし一番、本という存在の魅力。
それは
そこにはないものを耳の奥で、舌の肉の中で
目の裏側で、手のひらの表面のちょっと内側で
その感覚は思考した。
想像の存在を教えてくれる。
目でみるものは暗号。
読み込まれたなにかは記憶、そして想像によって作られる。
それによって生まれるぬるま湯のような焦燥感。
それらは徐々に温度を上げていく。
もっと読まねば、時間はないよと同時に動けともいった。
虚無感を捨てよ
動き続けよ
お前はなにも知らない
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