見出し画像

私を救ってくれた友人達

今回は、前回最後に書いた友人達のことを書こうと思います。
私が中学時代においてもっとも助けられた人達です。

まずはその友達と仲良くなった経緯を話していきます。
中学時代私が助けられた友人達は全部で4人いますがそのうち3人は小学生の頃から仲が良かった女の子たち、あとの1人が男の子で私含め5人でいつも集まっていました。
そのうちの1人の男の子は、小学校は一緒でしたがあまり一緒に遊ぶこともなかった子でした。
それなのになぜ中学から仲良くなったかというと、単純に部活が一緒だったからというのもあります。

前回書いたように私は中学1年生の夏休み明けに野球部を辞めました、ですが私の学校は必ず何かしらの部活に入らないといけません。
それなのに勉強もしない、宿題も出さない、授業中に寝てる、そのうえ部活にも入っていないということで先生たちの間で私を知らない人はいませんでしたし、色んな先生とすれ違うたびに色んな小言を言われました。
それでも3ヶ月ほど部活に入らずダラダラと過ごしてました。
冬休みに入る前に私は、先生たちから小言を言われるのも鬱陶しいと感じていたのでそろそろ何かしらの部活に入ろうと考えていました。
その時、同じクラスメイトで私と同じタイミングで陸上部をやめていた子がいたのでその子を誘って卓球部に入ることにしました。
この時に誘ったクラスメイトの子が私の中学生活を助けてくれた友人達のうちの1人の男の子でした。
その子と卓球部に入ってからよく話すようになっていき昼休みなども一緒に過ごすようになっていました。
休み時間も、昼休みも、部活中も、部活が終わってから帰るまでの間も、他愛のない話をしました。
それからしばらくして女子卓球部の女の子2人とも話すようになっていきます、そのうちの1人は幼稚園から一緒に過ごしてきた幼なじみでもうひとりの女の子も小学生の頃よく一緒に遊んでた子でした。
ただ、私の所属した卓球部は男子と女子で同じ場所で練習はしますがあまり仲良くはありませんでした。
それでも、少しずつ話していくうちにいつの間にかその子達と4人で過ごすようになりました。
女の子達はクラスも違ったので、昼休みと部活、部活終わりにしか会いませんでしたが、決まってみんな図書室に集まるようになってました。
なので図書室に行けば誰かしら必ずいる、もしくは来るような感じでした。
この図書室で過ごすうちにもう一人の女の子も一緒に過ごすようになりました。
この5人でずっとバカな話をしました、それはもうくだらない話をずっと。
この時の図書室組の思い出は、私に取って何物にも代え難い何よりの宝物です。
この時のこの時間がなければ私の人生は中学1年生で終わっていたかもしれません。
それほどこの時の私の心の中は追い込まれていました。

この時、実家の家業の方があまり上手く行っていなかったみたいで毎日のように家の中がピリピリしていました。原因はもちろん父親です。
この時の父はことあるごとに私に八つ当たりをしてきました。
例えば、食事中に音をたてただけで怒鳴り、それから関係ないことで長時間の説教、これが一週間に3〜4回起こるのです。
そのため、家にいるのも地獄、学校では居場所がなくただ何も考えず1日を過ごす日々、なんのために生きているのかこの頃は本当に分かりませんでした。
そんな中、私に友人たちが出来たのは間違いなく何よりも救いになりました。

いいなと思ったら応援しよう!