50歳何を軸に生きるか
やっぱ50歳にもなると「自分軸」を持っているかどうかって凄く大事。
でね、一方で、自分軸の使い方も重要で、使い方次第でどうにでもなっちゃうって。特に会社で役職が上がったりして主要なポジションになってきたりしたら余計にね。
自分軸を持ってないと決断がブレたり、部下の教育や上層部、取引先との折衝などでは明確な判断基準が必要になるから絶対的な物差しは必要。
でも、極端な話かもしれないけど、鋼のような強靭すぎる自分軸はかえって邪魔になる。特に社内でブレストしたり若手社員の意見を吸い上げたりする時、ここぞとばかり自分を出し過ぎて自己満足に終っちゃってる人いるけど残念だよね。
普段はユルくあちこちにアンテナ張り巡らせながら、反対派の意見を真剣に聞き、トンデモ部下のぶっ飛んだ意見にも耳を傾ける。決して否定することなく、自分軸とのズレ幅を測りながら、そこにプラスの可能性が1ミリでもあればそれでいい。
自分軸というものは、社会情勢や周囲の変化を受け入れながら、日々刻々と進化させる。毎日、垢を削ぎ落として新陳代謝すれば、毎日新しい自分になれる。
ただそれでも、己の真髄、本質部分で「他人から絶対に歪められないもの」それを持つことができるのが本当の自分軸だと思うのね。