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-えのぐ-隣を歩かせてくれてありがとう

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2021年はえのぐと一緒に走った。そう言ってもいいくらい、えのぐに支えられ続けた1年でした。
そんな私にとっても2021年の総決算であるライブ「雲外蒼天」に12月29日、参戦しました。
場所は横浜。KT Zepp Yokohama。
毎回最高を更新してくるえのぐのライブ。今回もライブタイトルにふさわしく最高を突き抜けていました。
全部よかったので全部書きたいところではありますが、それをやると2022年になってしまうわけです。
ですので、とくに印象深かったところを殴り書いていこうと思います。

そう決意して書き始めたら、結局全部書きそうになっている。
これはいけない。なので今回は思い切って新曲に絞ることに。
メンバー一人ひとりについては、あとでお手紙でも出すとしましょう。書きすぎない程度に。

新曲① フラストレーションガール

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新曲は歌詞の考察をたくさんしたい。
ライブのMCでも言っておりましたが、フラストレーションという言葉はネガティブなときに使われがちなもの。
それでもこの曲は自然と体動いて勝手に足が前に進もうとする激ポジティブな曲。
なぜこれほどまでに前向きになれるのか。もちろんすばらしい曲とリズム、ダンス、そしてバンドメンバーの演奏の力もあるが、「えのぐはフラストレーションの理由を他人に背負わせない」という、ブレない心があるからにほかならない。
えのぐの目標は世界一のVRアイドルになること、VRアイドルを当たり前の存在にすること。私が思うよりもずっと、無理だ無謀だと言われたことがあるかもしれない。
そこにある困難とか不満を、えのぐは絶対に他人のせいにしない。「お前がそんなこと言うから失敗しちゃったじゃないか」と決して言わない。そう言っちゃった方が楽なのに。
真っ先に自分たちは何するべきかを考えて動く。「無理だと言われるってことは自分たちはまだ足りない」と、自分たちの可能性を信じているから、その可能性にまだ届いていない自分たちに不満を持つ。物足りなさを感じる。そして、それらを解消するには一歩ずつ進むしかない。目をそらしたって何にもならないことを知っているから歌う。

甘い期待願い溶けていった苦い甘い未来 胸の奥の痛みを忘れない。
失った分強くなって。
ここまでたどり着いた。
もう止まれない。

全部受け入れて前に進む歌詞。そしてそれを歌う姿はかっこいい。
誰が見ても。

新曲② イレイザー☆ビーム

私のリアクションはこれだった。現地は音圧がすさまじいので歌詞が完全ではない。
どこがどう切ないのか、これは聴き直すしかあるまい。
さっそく私はアーカイブを見直した。
いや切ないなにこれ……。
ただの片思いではない。歌詞の中に地球探索や未来探索とあるから、もしかしたら住んでいる星が違うのかもしれない。主人公とその相手は、気持ちではどうにもならない理由で結ばれないのかもしれない。それこそ100万通りの星を探して銀河系を飛び回ってもどうにもならないのかもしれない。
それでも諦めきれなくて、ならばせめてとその人と心の中でデートをしたのだろうか。
だけど記憶が残っていると好きな人が寂しい思いをしてしまうから、イレイザービームでその人の記憶を消して、たとえ忘れられてしまっても、自分だけはあなたのことを忘れることなく好きでいると歌っている。ように感じた。
こんなにも切ないのに曲調が明るいのは、心の中で結ばれた確かな記憶が主人公にあるから、100万1通り目にはなんとかなるという可能性を本人が諦めていないから。
切なくてもえのぐイズムがしっかりある。歌詞を考えることで、ますますこの曲が好きになった。

新曲③ 燈し火

この曲は、現地での記憶がない。ぼろぼろ泣いてしまった。

最初から特別な才能がなくても、信念を持って戦い続けたら、がむしゃらに諦めずに挑み続けたら自分の力で何かを変えることができると私達が証明する。
私達と一緒に、横並びで、道なき道をまっすぐに突き進みましょう。
この場所まで導いてくれた皆さん一人ひとりに贈ります。

鈴木あんずさんのこのMCの時点でもうだめだったわけです。
最初はなんとかペンライトを振ろうとした。でも無理でした。
勝手に泣いちゃうの。なんにも見えなくなっちゃうの。顔を上げらんないの。
導いてくれたって言ってくれる。横並びで一歩ずつ一緒に歩こうと言ってくれる。
でも私はそれ以上に導いてもらった。生き返らせてもらった。
横に並ばせてくれてありがとう。次元を超えて手を伸ばしてくれて、つないでくれてありがとう。絶対に忘れない。どんなビームで撃たれようと。
これからも横にいたい。そのためにはまだ足りないものがある。一歩ずつ、その足りないものを埋めていこう。
えのぐがそうしているように。

えのぐ最高、大好き

結局長くなってしまいました。
いろいろ書いたけど「えのぐ最高、大好き」で全部いけちゃうんですよね。
それでも何かを書かずにはいられない。そしてあわよくば、えのぐたちに私の「大好き」が伝わりますように。
以上、ただのファンの感想でした。
えのぐ、そして関係各所の皆様、本当にありがとうございました。2022年も、これから先も、どうぞよろしくお願いいたします。

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