回帰分析の出力結果:全変動
回帰分析を実行して出力される分散分析表。
その中の全変動(Total Sum of Square, TSS)について。
目的変数のばらつき度合を示す統計量。
目的変数がどの行も1, 1, 1 みたいに
全て同じ値だとばらついてないから0となる。
でも、そんなことはないわけで、
目的変数は色々な値をとる。
その色々な値のちらばりを一つの数字で
示した物が全変動。
説明変数を使って、この全変動をなるべく
多く説明したい、というのが回帰分析の
一つのモチベーション。
回帰分析をすることで全変動は、
全変動 = 回帰変動 + 残差変動
という具合に回帰変動と残差変動に分解される。
ということで、
次回は回帰変動と残差変動について。