DDR WORLD の更新情報を読もう!
2024 年 5 月 7 日に新作『DanceDanceRevolution WORLD』が発表され、同月 16 日ティザーサイトにビジュアルや新機能の紹介が掲載されました。それを読みながら読み取れること、思ったことなどを書き散らしていこうという日記記事です。え、遅すぎるだろって? 最近は北海道に行ってて忙しかったんでね。
新たなビジュアルに大幅刷新!
モード選択画面
SOLO MODE と DUO MODE の二択になっていますね。SINGLE と DOUBLE は SOLO に統合されたようです。A3 の時点でゲーム中に切り替え可能になっていたため初期設定でしかない選択肢になっていましたので、この統合は自然な流れでしょう。実際弐寺もオープンユアワールドシステム(毎回思うんだけどどういう名前だ)が実装されたあと統合されましたしね。ただ、SOLO という名前は『DanceDanceRevolution Solo』シリーズとの混同を生みそうなのでちょっと怖い。
2024-05-22 追記: スクショ内の説明によると DP は後述する ALL MUSIC フォルダでのみ遊べるようです。やはり初心者向けではないという見解は覆らないようです。かなぴ。
それと、VERSUS が DUO に名称変更されたようです。まあ今までの VERSUS は VERSUS と言いながら勝敗が出たりするようなものではないのでこっちのほうが実態に即してそうではあります(そもそも VERSUS は必ずしも対決とかそういう意味ではないけど日本語としての使われ方として)。
難易度選択画面
いろいろ情報が増えています。テンキー機能が増えて、その説明が一覧で常時表示されるのは嬉しいですね。また、テンキー 7 に「戻る」機能が記載されているので、難易度選択から選曲に戻れる可能性が高いです。これもありがたい!
ちょっと気になるのは難易度の横に「オプション」「戻る」の表示があるところ。テンキーを使わず方向ボタンでも操作できるのかな?
あと背景にエミとレイジのイラストが入っていて格ゲーみたいですね。まあ多分ただの背景であってプレイヤーが切り替えたりとかはできなそうですが。全ダンサーのイラストが実装されていてプレイヤーの設定に合わせて切り替わってくれたりなんかしたら面白そうですけどイラスト発注や実装のコストに対して見合わないですしぶっちゃけないだろうなぁ。そもそもランダムに設定してたらどうするんだというのもある。ワッカオス / メス / ハテナのかっちょいいイラストが出たら笑いますが。
譜面ギミックアイコンは後で触れるので割愛。あと左上に VERSUS の亡霊が残ってる気がする。
ゲームプレー画面
ページの画像だとやや見づらいですが元画像を別窓で開くと内側下に「SPEED 0150」という表示があります。これはプレイされている『Dance Dance Revolution』のテンポ(BPM)と同じなので、テンポまたはスクロールスピードがリアルタイムで表示されるものと考えられます。細かいテンポ変化を解析に頼らずに把握できるので座学環境が充実しそうですね。一方で『ΔMAX』のテンポ変化が DDR 移植版では BGA と違う(変化回数の仕様上の問題ではないかと言われている)ことがバレるかもしれないことが気になってしゃーない。
「判定文字見づらそう」「コンボ表示そんなデカくなくてもよくない?」とかちょっと思いました。このへんは多分人の好み。ところでコンボ表示が一の位だけ白いのがちょっと気になる。コンボ種別を示す色(白・黄・緑・青のやつ)はもしやこの一桁だけ変わるのかも?
それと、『Dance Dance Revolution』の BGA が下にちょこっとした枠でだけ出ているのも気になります。背景は共通の一枚絵? なんだか対戦型落ちものパズルっぽい構図。
とのことなので稼働時にはいつもどおりになっている可能性もあります。てかそうなってくれ。このままだと寂しすぎる。でも 3D ダンサーの描写で処理落ちするくらいなら音ゲー的に真っ先に削るべきものではあるけど。
リザルト画面
リザルトはデザイン(見た目という意味での)以外は大きく変更がなさそうです。
とくに語ることもないのでここでツッコむけど補填パセリが 10572 円分も入ってる筐体ってなんだよ。
選曲画面がリニューアル!
フォルダ選択画面がリニューアル!
これまでの「ジャンルから選ぶ」はここに移動……と見せかけて、あとで語りますが全然別物の機能っぽいです。これ既存プレイヤーは要注意だぞ。
「いわゆるボカロ曲」が「VIRTUAL POP」というジャンル名になっていると予想。相変わらずこの界隈は「バラエティ」だったり「ソーシャルミュージック」だったり「niconico」だったり安定しないなぁ。右端に見切れている「東」は「東方」でしょう。ポップなエゲレス文字の中にバリバリ隷書は異物感がすごい。
初めての方でも安心!初心者向けフォルダ!
ここでいう「初心者向けフォルダ」っていうのは文章をよく読めばわかるように「FIRST STEP」ではなく各ジャンルフォルダのことです。つまり「ジャンルから選ぶ」と同じ感覚で選ぶと BASIC までしか選べないということになると。そんなんアリかよ。ちなみに
とのことなので、「FIRST STEP」はさらに選択肢が狭くなる模様。DP には BEGINNER がないので「FIRST STEP」内からは DP に切り替えられないとかそういう制約がありそうですね(またはまさかの BEGINNER 実装……ないな)。
2024-05-22 追記: 前述した通り初心者向けフォルダでは DP への切り替えはできないようでした。
DDRに慣れている方はこのフォルダ!
こちらが通常選曲画面。昔の DDR はこんな感じでジャンルモードと全曲モードがあったようなので先祖返りか。前述したテンキーの機能表示がここにもあります(初心者向けフォルダにはなかったけど初心者向けだから機能制限している? 「オプション」や「楽曲フィルター」はともかく「戻る」や「難易度変更」くらいはあってもよさそうなものだけど……ていうかよく見たら難易度一覧さえないじゃん)。難易度変更がパネルまで行かなくてもできるようになったのはありがたい。筐体がデカくなるたびにパネルまでの距離が開いていましたからね。
難易度一覧には「CLEAR RANK」の文字が。いままでの感じからするとおそらくこれまで「ダンスレベル」とか呼ばれていた AAA から E までの評価のことか。
ジャケットの下にはくぼみが 4 個あり、おそらくクリアランプやフレアランクに使われるのではないかと予想。
それからもう一つ地味に気になるのはグルーヴレーダーがないこと。サンプル画像なので削られているだけなのかはたまた廃止されるのか……。廃止はちょっと困る。
譜面ギミックをあらかじめ表示!
ギミックアイコンの追加。これまではショックアローのみ(テンポ表示で速度変化も基本的には確認できた)だけだったところ、新たに速度変化と一時停止もアイコンでわかるように。「難易度選択画面では」という前置き的に選曲画面では表示されないようですが、前述したとおりテンキー 7 で選曲画面に戻れるっぽいので「あっ、やめとこ」ができるはずなのでまあ大丈夫でしょう。こっちはちゃんと A4A とかの詐欺にも対応しろよ。
機能紹介!
オプション設定が大幅リニューアル!
ハイスピが 0.25 刻みから 0.05 刻みになりより細かい調整が可能になりました。最小単位がそんなに細かくなると大きく変えるのが大変じゃないかと思いましたが、スクリーンショットの説明によると決定ボタンを押しながら操作すると 1.00 刻みになるようです。そんなややこしい操作を要求するよりもテンキーで入力させればいいのでは、とも思いましたが大まかな調整をして微調整のフローのほうが人間的にはやりやすいかもと思い直しました。でも決定ボタンの効果は逆のほうがいい気がする。なお、後述するフレアゲージおよび CONSTANT と違い、これについては料金での差異が明記されていないので、コインプレーでも細かいハイスピ設定ができる可能性があります。
また、ハイスピ適用後の実効スピードが表示されるようになりました。これまでは電卓や計算アプリなどを片手にハイスピを決定していた人も多いと思いますが、これによってその必要がなくなりましたね。また、地味にメインのテンポを確認できるようになったのもありがたいところ。これまではゲーム上では最小と最大のペアしか確認できなかったので。
さらに、公式サイト上でしか設定できなかったオプションをゲーム上で変更できるようになったのもポイント。ノーツのデザインはともかく、カラーパターンは曲ごとに使い分けたい人も多いはずなので、これをプレー中に変更できるようになるのは便利ですね。
フィルター機能追加!
レベル、ジャンル、曲名などで楽曲を絞り込める機能のようです。これ自体はありがたいのですが、もし「これがあるからカテゴリフォルダいらないだろ」みたいなノリで削除されてるとするとちょっと不便。「カテゴリを開く」のにくらべて「フィルター画面を開いてほしい条件だけオンにしてそれ以外はオフにして閉じる」のはかなり操作がややこしくなります。もちろん複数の条件の組み合わせを設定できるという点ではカテゴリの上位互換ではあるので、「フィルター設定のショートカット」としてカテゴリを残してほしいなぁと思います。
BABY-LON'S GALAXYで登場した「フレアゲージ」と新オプション「CONSTANT」が使用可能に!
フレアゲージが通常選曲で続投。個人的には新たなやりこみ要素として楽しんでいたので、これが全楽曲で設定できるのは素直に嬉しいです。楽曲枠の見た目も大きく変化するのでおまけどころかかなりメインに近い要素になるんだなぁとびっくり。
俗に「自動 SUDDEN」なんて呼ばれてた『鳳』の仕様がオプションとして正式採用。これの有無でプレイ感覚はかなり変わると思うので今後は CONSTANT を前提にした戦略が要求されると思われます。もう潜影蛇手を使う必要はないな!
惜しいなと思うのは表示時間をミリ秒の絶対時間で設定しなければいけないこと。実効レーンスピード 𝑥 のときの表示時間に合わせて、みたいな設定ができればよりありがたかったところなのですが。まあこれもいずれ計算アプリが出るでしょう。
また、あくまでも「矢印の見え方」オプションなのでヒドプラサドプラとは併用できないと思われます。表示時間の調整以外の目的でこれらを常用していた人はちょっと悩むかも。個別のオプションにしてくれたほうがありがたかったんじゃないかなぁ。
2024-06-12 追記: 稼働前に正式公開された公式サイトでのオプション項目の説明によると、ヒドプラサドプラは「レーンカバー設定」に移動となっており、「矢印の見え方」とは直交する設定になり、併用が可能とわかりました。やったね。
その他の雑記
しかしこうして新作の情報が 𝕏 で初出なのを見ると、いよいよ BPL やらねえんだなという気持ちになります。いやまあ 3 月(去年のドラフト会議)はおろか 5 月(去年のリーグ開幕)になっても音沙汰なしでなんならシーズン 4 の弐寺の情報が流れてきた時点で覚悟はしていたけれども。BPL やるなら BPL で出すだろう情報がしれっと 𝕏 に来てしまったよ……。じゃあなんで BPL 連動イベントに巻き込まれたんだ。
今後の BPL から全面的にハブられるのか、それともチーム再編のゴタゴタで一回飛ばされただけなのか……。後者であることを祈るとともに DDR WORLD を楽しみにしながらここまでとします。
今回はビジュアル公開と新機能紹介にとどまりましたが、今後各種モードの解説(段位認定とか)や通年イベントについての情報公開が来るかもしれないので、そのときはまた駄文を書き散らすかもしれません。
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