歌うタンゲコトエ「100」あとがき
先日発売された「A.I.VOICE Junior タンゲコトエ」の発売を記念して、日食なつこさんの楽曲「100」を歌わせた動画を投稿しました。発売後すぐに作ろうと思ってたのに仕事とか病気とか単にゴロゴロしてたとかで手を付けられず、タンゲコトエ奉納祭でケツを叩かれたとも言う。
それで、なんとなくこの動画について考えてたことをつらつら書いていこうと思います。自分語りしたくなるのは素人の特権。
動画のコンセプト
説明文にも書いていますが、この動画のコンセプトは「応援動画」です。誰のかというと、タンゲコトエというソフトウェアトークソフトと、タンゲコトエを使って動画(とか)を投稿しようとする皆さんの応援ということになります。その応援されるべき動画投稿者の多くが社を燃やしている事実。
そういうテーマなので動画の締めはなんか A.I.VOICE 公式動画みたいな演出になっています。勝手すぎるだろ。Nice to meet you(直球)。
この曲もそうですが、日食なつこさんの曲は 4 割くらい「いいからさっさと行動しろよぶっ○すぞ」がテーマみたいなところがあるので(大失礼)、曲を聞いているとそういう気持ちになってきます。よっしゃやったるかみたいな。
ちなみに、途中に挟まれる英語はそれぞれ日食なつこさんの曲に元ネタがあります。全部わかった人は相当な逆鱗マニア日食なつこマニアですね。どれもケツをひっぱたくフレーズです。正解は記事の最後で。
「道」「車」「街」「サイバー」
いろんな写真を使った構成になっていますが、サビなどの重要部分にはいくつかテーマに沿った写真を選定しています。
まずは「道」と「車」です。「車」に関しては最後に一気に出てくる一方全体ではそんなでもないですが、「道」はほぼずっと出ずっぱりですね。原曲のタイトルが「高速道路の最高速度(当時)」であるのに由来しています。詳細は本家のインタビューを参照していただきたいですが、どこか自分の中でセーブが効いていて、出せる速度まで出せていないのでは? という戒めがこもっています。最後のトンネルを抜けて光に向かっていく車の写真はお気に入り。
「街」に関しては、これも本家のインタビューにありますように、「世界」の隠喩でもあります。この動画では 3 サビ前のつなぎ部分でいきなり出てくる「サイバー」と合わせて「インターネット」もイメージしています。動画投稿者への応援動画でもあるので。その意味では「いつでも革命を待ちわびてるこの街」とはつまり……ということですね。見ているだけだった君よ、いつか凱旋道に変えてやれ。
ちなみに、1 サビ 2 サビの最後で使われている「ノート」と「スピーカー」は、「ストーリー」と「音声」のイメージで、まあこれも動画のイメージです。お前らタンゲコトエで動画を作るんだよ。
「君」と「あたし」
「100」という曲の歌詞には「あたし」という一人称と「君」という二人称が出てきます。歌の中で「あたし」を引っ張っていく「君」ですが、どちらが「タンゲコトエ」でどちらが「投稿者」でしょう。
結論から言うとぶっちゃけ私もここははっきり定めず作りました。ソフトウェアなので存在するだけではなにもできない「タンゲコトエ」を実際に動ける「投稿者」が引っ張っていくのか、これまでは動画を見るだけだった「投稿者」を「タンゲコトエ」というキッカケが引っ張っていくのか。どっちも正しい気がするので、見た方に判断を委ねたいと思います(丸投げ)。
まさかのコトエ不在
いいねコメントにも書いていますがこの動画、せっかくのキャラクター祭イベントだというのにあえて立ち絵とかのイラストを使っていません。
「なんで?」と言われるとぶっちゃけ「なんとなく……」と答えるしかないところではあるのですが、あえて言うなら「モノクロ写真を大量に使うあのスタイルが曲に合うと思った」というまんまな理由と、あともう一つが「まだコトエに出会っていない人に向けた販促動画」ということを考えると、あえて画面に出さずに「この空白はお前が埋めるんだよ!」みたいな感じで……。
英文答え合わせ
Do you treasure your dream? Or treasure you who imagined it? (大切なのは夢か? 描いたお前か?)
→ エピゴウネ
Is your life “tasting”, huh? (お前の人生は「味見」かよ?)
→ レーテンシー
“I’m worthy of it?” Report that after the fact. (「身の丈に合うだろうか?」そんなの事後報告にしろよ)
→ 非売品少女
We were born to desire, what’s wrong with desiring? (欲しがるように生まれた僕らが欲しがって何が悪いんだ)
→ 先進途上人 (未配信)
I don’t want to be “untroubled.” (「無事」でなどいたくない)
→ ログマロープ
Don’t think about the distance when you reach for the stars. (星に手を伸ばすつもりなら、彼我の距離なんて考えるな)
→ ダンツァーレ
Now is the time to make the “legend” that you boast a reality. (今こそ、お前が嘯いた「伝説」を実現する時だ)
→ 水流のロック
英語苦手なので訳がおかしいところが多々々々あると思いますがご容赦ください。
とくに締め方を考えていなかったので投げっぱなしで記事を終了します。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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