中山洋孝『フェイクシェルター』覚書 イメージの氾濫に向けられた無防備な機械
はじめに
この記事は茶会記play-act vol.12にて上映された、中山洋孝さんの短編映画『フェイクシェルター』について個人的な考えを巡らせたものになる。
(以降の文章は内容の性質上、敬称を省かせていただきます。予めご了承ください)
『フェイクシェルター』覚書
中山洋孝の『フェイクシェルター』は上映後のトークショーの際、今まで茶会記play-actの主催である上田晃之氏にお世話になってきたこと、そして過去の撮影の中で被写体として上田と向き合った時