SS&C | Blue Prism® Next Generation - 概要
こんにちは、バディです。ゴールデンウイークはどのように過ごされましたか?私は、「杜(もり)の都」仙台に行ってきました。牛タンが有名かもしれませんが、魚介類も美味しく、出張の方にはこちらのお店をお勧めします。
「仙令鮨 JR仙台駅 3階店」(食べログ)
美味しいお寿司と日本酒をいただくことができます。同行した同僚と良い気分で新幹線に乗ることができますよ。
今回は、海外でリリースされた Next Generation(以下 Next Gen)についてのお話です。
Next Gen とは
Next Genは、これまでオンプレミス中心に展開していたBlue Prismの製品・機能をより簡単に利用するためのクラウドサービスになります。
これまでのアーキテクチャを一新して、コンテナ技術を使ったマイクロサービスで動作しています。そのため、簡単かつ素早く使い始めることができ、冗長性やニーズに合わせた拡張性にも優れています。
はじめのリリースでは、RPAの機能のみになりますが、今後は、ユーザーが利用するインターフェース、AIの機能やBPMなど、SS&C Blue Prismのすべての製品・サービスが統合され、提供される予定です。
「展開モデル」 Hybrid(ハイブリッド型)
さて、現在利用可能な展開モデルは、「Hybrid」となっています。どのようなものか、図と一緒に見ていきましょう。
名前の通り、クラウドとオンプレミスの2つに展開をして利用するモデルとなります。
クラウド側(水色)は、管理用のサービスが展開されます。一方、オンプレミス側(黄色)は、開発のためのコンソールやデジタルワーカーが展開される構成になります。
あえて、Blue Prism Enterpriseで例えるのであれば、アプリケーション サーバーやデータベースは、クラウド側にあり、インタラクティブ クライアントやランタイム リソースは、今まで通りオンプレミス側にある構成となります。
ここで、重要なポイントは3つです。
クラウド側の管理用のサービスは、Blue Prismが提供するため、お客様はインフラの構築・運用を行う必要が無い
デジタルワーカーは、ファイヤーウォールの内側のオンプレミス側にあり、今まで通り、お客様が社内のシステムの操作をセキュリティ・ガバナンスを担保して行うことができる
ネットワークは、パブリック インターネット経由で、クラウド内の Blue Prism サービスに HTTPS アクセス(外向きにポート443が許可)できれば良い
つまり、Next Genでは、インフラの構築・運用の負荷を大幅に軽減しながら、これまでと同様に、重要なシステムの自動化を実現できるのです。
そのため、自動化のCoEチームは、ビジネスプロセスの選定と最適化など、集中すべき本来の役割に取り組むことができるようになるでしょう。
日本でのリリースは?
すぐにでも、ご利用いただきたいサービスではありますが、日本でのリリースは、未定となっております。言語の対応(日本語化)がされていないため、もう少しお待ちいただくことになります。
マイクロサービスを使った新しいアーキテクチャのNext Genは、これまでよりも早い間隔で、新しいサービスの追加や修正がされて進化しています。
現時点では、以下の機能などがありませんが、みなさまにご利用いただく際には、そろっていることでしょう。
ぜひ、期待してくださいね。
参考資料
Blue Prism Docs が公開されています。英語のみになりますが、リリースノートを見ていただくと、アップデートの間隔を確認できます。
Blue Prism Docs – Next Generation [Link]
あとがき
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。Next Gen に、ご興味を持っていただけましたでしょうか?ぜひ、Blue Prismにお問い合わせください。記載させていただいた通り、日本でのリリースには、もうしばらくお待ちいただくことになりますが、説明・デモやご相談を受けさせていただいております。
また、ご要望が多いようであれば、具体的な利用方法やNext Genのアップデートなど、こちら(Blue Prism 公式note)へ投稿させていただきますので、「♥スキ」を押してください。よろしくお願いします!