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API連携を活用したアイディア発表会を開催しました!
こんにちは! RAMです。
今回は、9月に開催したパートナー技術者向けイベントの紹介をします。
Blue Prismでは、最新の技術情報提供と、パートナー様同士の交流を目的に、定期的に技術コミュニティ会を開催しています。
その一環として、前回のChatGPTコンテストに続き、今回は、双方向のAPI連携を活用したアイディアの発表会を開催しました。
※ご興味のある方は、以下のChatGPTコンテストの記事もご覧ください。
Blue Prismにおける、API連携について有益な情報が含まれていますので、ぜひ最後までご一読いただければ幸いです。
それでは、宜しくお願いいたします。
イベントのテーマと目的
今回のコミュニティ会では、「双方向のAPIを使った Blue Prism の自動化」をテーマにしました。
Blue Prismと外部ソリューション、システム、アプリなどをAPIを使って双方向に連携し、全体の業務プロセスの自動化を図ることによって、より安定した自動化の実現を目指すことを目的としています。
さらに、Blue Prismが目指す、インテリジェント・オートメーションの世界観の実現においても、こちらのAPI連携が欠かせないため、日本のパートナー様と共にお客様の自動化業務にAPI連携を取り入れるためのご支援もさせていただきたいと考えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729123741-qlfmx28XMDapCBhyFtoju6g9.png?width=1200)
イベントの内容と発表の詳細
今回は、計6チームにエントリーいただき、持ち時間15分間のなかで発表いただきました。各チームからは、その場に参加している方も体験できるような参加型の発表や、実際の業務システムとの連携を想定し直ぐにでも役立ちそうなアイディアなどの、APIを活用したさまざまなアイディアを共有いただきました。
そして、今回も各チームの発表に対してBlue Prismの社員が審査員として採点し、優勝チーム(1位~3位)を表彰して、賞品を贈呈させていただきました。
本記事では、最優秀賞(1位)を受賞された「東京システムハウス株式会社様」の発表内容を以下簡単にご紹介いたします。
最優秀賞の発表内容
東京システムハウス様(以下 TSH様)からは「乱立する予定をスマート管理! 日程おまかせデジタル秘書」というタイトルで発表 いただきました。
同発表は、前後編から構成されており、前編では Blue Prism と、先日日本でも正式にリリースした、Blue Prismの新しいBPMソリューションであるChorusのAPI連携による会食の日程調整の自動化デモを交えながら、
後編ではその応用アイディアとしてお客様との打ち合わせ日程を調整する自動化について紹介いただきました。
それでは、ここからTSH様の発表内容を詳しく紹介していきます。
① お客様と会食前の情報収集
上司から重要度の高い会食の設定依頼があった時に、通常業務を止めてでも対応が求められる場面があるかと思います。
その際、会場の予約はもちろんですが、お客様の好みなどの事前情報が分かるとお店も探しやすくなります。さらに、参加者の日程調整まで行うと、なかなか大変な作業になります。
しかも、通常業務を一時的に保留して取り掛かるので、突然発生した割り込み作業にしては、それなりに負担の大きな作業になります。
そんな時に助けてくれるのは、Chorusを活用して誕生した、”デジタル秘書”です。
ちなみに、デジタル秘書が入社する前は以下のような流れで会食の調整をしていたところ、
![](https://assets.st-note.com/img/1729123741-sdaL4O2Hz5XCUkomPDqhBTjN.png?width=1200)
デジタル秘書入社後は、以下のフローに変更しています。
※太文字の作業のみ人によって行われます。
上司からの会食設定依頼をデジタル秘書(Chorus)が直接受ける。
必要に応じて営業担当者へ日程や不足情報の確認をする。
集めた情報を基に、デジタル秘書(Chorus)がデジタル社員(Blue Prism)へ作業依頼をする。
依頼を受取ったデジタル社員が、SNSなどからお客様の情報を収集、食べログから会食対象のお客様にマッチするお店を検索する。
検索したお店やその他内容を営業担当者へ通知し、承認をもらう。
承認後に食べログの予約や、会食対象のお客様のプロフィールなどをまとめた資料を会食設定の依頼者へお送りする。
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② デジタル秘書によって削減される日程調整のストレス
後半は、API連携を活用して個人的に使いたいものとして、今までストレスだった会議などの日程調整をデジタル秘書にお願いするようなアイディアを発表して頂いていました。
対象の皆さんのスケジュールを確認しながら、日程調整するのは本当に大変な作業かと思います。
しかも、メール、チャット、電話など様々なツールから対応をお願いされて、途中から誰のタスクかわからなくなくなり、管理が困難になることもあるかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1729123741-7qvOimZbzsoRtYAeE6p3fkcL.png?width=1200)
現在は、以下の画像の通り、顧客と社内の関係者に確認をしながら、全ての調整作業が担当者によって行われるような業務となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729123741-tshRY6krSyNZ8nADVJWoelLx.png?width=1200)
こんな時には、「デジタル秘書に作業お願いできたらいいな!」という発想から、以下のように日程調整をデジタル秘書が対応してくれるようなアイディアを共有して頂いていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729123741-DcmiL5f0asEqe9Z8SM74g3vG.png?width=1200)
内容としては、上記の画像で表現している通り、デジタル秘書とデジタル社員によって、調整作業を行うようなイメージとなります。
そして、業務プロセスの中で、必要に応じて人ともやり取りをしながら業務を進行していくような内容となります。
以上、東京システムハウス株式会社様の発表内容は、アイディアの新規性、デモによる実現性の説得力、資料の完成度や説明のわかりやすさという観点から、Blue Prismの審査員から高い評価を受け、最優秀賞となりました。
まとめ
今回も、ご参加いただきました皆様のおかげで、非常に有意義なイベントを開催することができました。今後も同様のイベントを企画&発信してまいりますので、どうぞご期待ください。
長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
以上となります。
RAM