Blue Prism Decipher 2.3 簡易インストールガイドのご紹介
こんにちは!RAMです。
最近はぐっと冷え込む日々が続き、いよいよ冬本番を迎えましたね。
体調を崩しやすい時期ではありますが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
さて、本題に移ります。
今回は、SS&C | Blue Prism® Decipher IDP の簡易インストールガイドのご紹介します。
Decipher IDP とは?
SS&C | Blue Prism® Decipher IDP(Intelligent Document Processing)は、請求書や発注書など、構造化または一部構造化された文書からデータを識別・抽出可能な文書処理ソリューションです。
また、Blue Prism Enterpriseをご利用中(サポート契約あり)のお客様には、無償でご利用いただける機能の一つです。
<<注意事項>>
※1デジタルワーカーあたり、無償利用可能なページ数に制限があります。
※Blue Prism Enterpriseとは別に環境構築が必要です。
※Decipher機能付きのBPEのライセンスが必要です。ライセンスの払い出しにつきまして、弊社営業やパートナー様宛にお問合せください。
さらに、今年(2024年)の1月にリリースした、Decipher IDP 2.3 では、日本語の文書も読み込めるようになりました。
※詳細につきまして、以下のリリースノートをご参照ください。
https://docs.blueprism.com/ja-JP/bundle/decipher-idp-2-3/page/release-notes/rn-home.htm
Decipher の主な特徴と機能
文書の自動認識と抽出:
Decipher IDPは、AIと機械学習(ML)技術を活用して、手書きや印刷文書を自動的に認識し、必要なデータを抽出します。例えば、請求書から金額、日付、支払先といった情報を自動的に抽出することが可能です。
多様な文書タイプに対応:
請求書、領収書、契約書、注文書など、異なるフォーマットや構造の文書を処理する能力があります。
RPAとの統合:
Blue PrismのRPAプラットフォームと統合されており、Decipher IDPで抽出したデータをRPAボットが自動的に他のシステムに転送したり、データベースに格納したりすることができます。これにより、文書処理の全体的な自動化が実現します。
高精度なデータ抽出:
Decipher IDPは、正確なデータ抽出を実現するために、機械学習を活用して文書の構造や内容を学習し、時間が経つごとにその精度を向上させます。
スケーラビリティと柔軟性:
Webベースのアーキテクチャを採用しているため、スケーラブルで柔軟に運用可能です。企業は、必要に応じてリソースを追加したり、文書の処理能力を増強したりできます。
簡易インストールガイドを作成した理由
以前 紹介した Interact や Blue Prism Desktop と同様に、Decipher IDP についても公式のガイドはあるものの、ステップも多く、構築に対するハードルが高くなっているとの声をいただいていました。
また、今年から日本語対応されたこともあり、Decipher IDP の検証や導入を検討されているお客様が増えていますので、よりStep-by-Stepで分かりやすく環境構築ができる簡易インストールガイドを作成してみました。
是非ご活用いただけますと幸いです!!
ご利用にあたっての注意事項
今回作成した資料は簡易的なガイドの位置づけで、特定の環境・バージョンで検証・構築をしたものになります。
※簡易インストールガイド内に検証環境の情報を記載しています。
従って、お客様毎の個別環境ではそのまま利用できない可能性がございますので、ご注意・ご了承ください。
本資料はBlue Prism Decipher 2.3 のインストールをお手伝いする参考情報ですが、製品のインストールに際して解決しない問題などありましたら、サポート窓口までお問合せください。
Decipher 2.3 簡易インストールガイド
資料は以下のリンクからダウンロードいただけます。
あくまでも参考資料ではございますが、少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
RAM