フラッシュドロー アグレッサー側の戦い(プリフロップ・フロップ編)

私事ですが、10月にパラダイスシティ(韓国)に行こうと思っていたら、
まさか行こうと思っていた日程で、APT(ポーカーの大会)が
開催されることが決定したとのこと!

これは神様から「出場しなさい」というお告げだと思うので、
それに向けて上達するためにも、記事をコツコツ書いていこうと思います。

さて、2回目の記事投稿です。
前回は【フラッシュドロー コーラー側の戦い】という記事を書きました。
思ったより多くの方に見て頂けてとてもうれしいです。

コーラー側の戦い、というからには当然、
アグレッサー側の戦い、があるので、
今回はそれについて書いていこうと思います。

それでは、どうぞ。

シチュエーション

BTN vs BB

(以下、BTN(アグレッサー)は全て♠のスーテッドハンドとします)

さて、まずBTNまでフォールドで回ってきた際の
BTNのオープンレンジ(スート)です。

BTNスーテッドハンド時のアクション比率
BTNスーテッドハンド時、ハンドごとののアクション

BTNまでフォールドで回ってきて、スーテッドハンドの場合は
66.8%とかなりの確率でオープンすることができます。
Q2でもオープンできます。
その他は96,75などもオープン可能ですが、
2・3を含む場合はほとんどフォールドです。

さて、以下から具体的なアクションに入っていきます。

プリフロップ:BTN 2.5BBオープン BB call


フロップ:K♠ 4♠ 7♡

BBはほとんどの場合、チェックすると思うので、ここはcheckとします。

BTNのアクションですが、フラッシュドローの時と、
それ以外の時の違いをわかりやすくするために、
BTN全レンジのアクションと、
スーテッドハンド(フラドロ)時の
アクション比率の両方の載せます。

BTN全レンジ フロップのアクション比率
BTNスート(フラドロ) フロップのアクション比率

全レンジではBTNはレンジが広いので、Kは落ちたものの
check 53.5%、raise 46.5%とcheck頻度の方が高いようです。

対して、スートでフラッシュドローになった場合は
check 36.4%、raise 63.6%とかなりcベット率が上がります。

比較すると、cベットの比率は17%程度、上がります。

BTNスート(フラドロ) フロップのハンド別アクション比率

基本的にはcベットが不正解になることはないですが、
check率が高いのはA8~AQで、チェック頻度の方が高いです。
ボードの7・4はBB側のカードで、
どちらかヒットしている可能性が高い(コンボ数が多い)です。
A8~AQであれば、ターン・リバーでセカンドヒットがでる可能性が高いので、
ここで焦ってベットする必要はないとの判断だと思います。

7+αは「フラッシュドロー&ミドルヒット」になり
かなりベット頻度が高いです(A7、T7、87など)
その他、A2~A6がベット率が高い理由は
「ナッツフラドロ&バックドアストドロ」になるためだと思います。

ちなみに、今回はKが落ちましたが、
フロップがローボードでは比率に変化あるか気になったので、
調べてみました。

フロップ:2♠ 4♠ 7♡(ローボード)時のBTNアクション

Kを2に変更しましたが、check・ベットの比率に大きな変化はありません。
BB側のボードなので、ベット額は高めになります。
これはBB側のレンジなので、バリューにしても、ブラフにしても、
より大きめのベット額が正当化されるのだと思います。
バリュー(BBレンジだからより大きなベットでも、callしてもらえる)
ブラフ(BBレンジだからより大きなベットでないと、フォールドしない)


blueの学びポイント:
cベット率は通常よりは上がっているものの、
私的にはフラドロ時はもっとCベット率が高いと思っていました。
私はAxの時でも構わずcベットしていたので、
それはオーバーブラフであったのだと、学びがありました。

フロップアクション:BB check、 BTN 33%BET、 BB call


とりあえず、この記事はここまでとします。

ちょっと中途半端で本当はリバーまで書きたかったですが、
プリフロップ・フロップでそこそこのボリュームで
体力の限界が来ました笑

明日以降、ターン、リバーを書いていこうと思います。

こんなマニアックな記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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