Make a difference
我が家は、1年ちょっとアメリカに住んでいたことがある。
長男が1年生、次男がpreーkという年少さんの歳で、二人とも現地の公立小学校に通った。
当時の事はあまりにも大変だったのであまり思い出したくなくて、詳しくは書かないが、一つとてもよく思い出すことがある。
小学校の渡り廊下みたいな所の壁に貼ってあった、ポスターのようなもの。
そこに書いてあった言葉。
Make Difference
Make a differenceだったかも。
たぶん小学校のスローガン的なものだったと思う。
確かカラフルな虹色の文字で描いてあり、
その下に虹の絵が描いてあった。
Make a difference っていうフレーズとしては、
「行動によって未来に変化を起こす」
みたいな意味だと思うんだけど、
その単語自体がなんかいいなーと思う。
differenceをmake しよう!
っていう、なんかその発想が、すごい。日本の小学校にはまず貼ってないな、という感じ。
この言葉を思い出すたび、人とは違う我が子を、違っていいんだ!
寧ろ、differenceを持ってて素晴らしいじゃん!って思っていいって勇気を貰える気がする。
日本に居ると、知らないうちにそれとは真逆の考えに縛られてる。
人と比べて少数派であることに不安になったり、我が子が他の子が出来ることができない事、皆とは違う行動や考えを持つ事を心配してポジティブに捉えることができなくなっていたり。
でも、この言葉の方が、本当だよな、と思う。
違っていいし、むしろ積極的に、違いを作りだすことが素晴らしい事だし、それが価値を生み出す。未来を変える。
そうだよなー。
だから、うちの子がいくら困った子でも、ユニークだなー!素晴らしいなー!
お前、やるなー!って思ってたら、いいんだと思う!
もちろん、ダメな行動はあるよ。
そういうのは分かった上で。
人と比べず、いや寧ろ比べて違うところをもっともっと認めて行けばいいんだと思う!
中々、日本では忘れがちだけど、折角アメリカから持って帰ってきた大事なお土産だから、ここに書いておいて、忘れないようにしよう。