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副業を検討しているマニアコレクターの方へ
あなたは趣味と実益を兼ねた稼ぎ方があることをご存じですか
物価高が続いているのにそれに見合った給料の上昇がないことにいら立っているサラリーマンが増えています。あなたもその一人なら足りない収入を補うため副業を持つことを考えているかもしれません。もしあなたがマニアックな分野のコレクターなら手始めに検討していただきたいコレクターグッズの販売方法があります。
※注意1・本記事内容は別記事である『地域で信頼を集めているリユースショップの経営者様へ』で展開中のプランが不首尾に終わった場合に備えた“プランB”です。現在は発動していないプランですので誤解なきようお願いします。
※注意2・文中に伏字(■■)がありますが、ここには私が在住する地域の固有名詞等が本来入ります。この部分の内容、および敷地の詳しい場所をお知りになりたい場合は、有料記事「「出張展示場」を近隣の商店・施設と連携させて売上を増やす方法」をご覧ください。
※注記・本記事は実績に基づいた内容ではありません。私が「現実性はある」と考えて導き出したアイデアですが、実績がないため本当に記事の通りになるかどうかは不明です。
記事通りに実行してもうまくいく保証はありません。それでも「実績がなくてもやってみる価値のあるアイデアは存在する」と信じる方のみ参考にしてください。
私の現実感覚が信用に値するかどうかについては「地域で信頼を集めているリユースショップの経営者様へ」「普通では稼げないジモティーの0円出品物の転売で儲ける方法」等の記事もご覧いただき、ご判断ください。
■ 物価高の時代とジモティー取引の優位性
ガソリン価格の高騰や人手不足により運送費の値上げも起きています。以前は「送料無料」を掲げてきたネット通販サイトでも軒並み商品価格への送料の転嫁が進めています。また消費税の税率も上昇し、買う側にとっての負担感が増大しています。
このような社会情勢下で注目を集めているのがジモティーを利用した取引です。ジモティーに掲載される出品物は非常に安い価格のものが多いことで知られています。また出品者のところへ直接出向いて取引することが一般的であるため、ネット通販のように送料の負担がほとんどありません。さらによほど大量の取引をしない限り購入に消費税がかからないことも大きな魅力です。
■ コレクター商品の販売はジモティー取引の未開拓領域
一方でジモティーの出品物は誰にとっても身近な日用の中古品が大多数という特徴があります。別の言い方をすると趣味的なコレクターグッズの対象になるようなものは出品されることは少ないという印象です。
その一因はコレクターの側にあると思われます。コレクターの方々の収集品への執着の理由はそれらを一種の美術品として扱うことに由来しています。人によっては美術品どころか崇拝対象になってしまっていることすら珍しくありません。
それゆえにその収集趣味を共有していない部外者には理解しがたいほど商品(物品)の質にこだわりを見せます。それゆえにコレクターの大多数が少しの傷も汚れもないはずの新品しか購入しないことをポリシーにしていることが一般的なわけです。しかしコレクターの方々が中古品市場に関りを持たないかというとそうではありません。
なぜなら中古品市場も買い手と売り手が存在して成立しているわけですが、コレクターは仮に買い手として中古品市場に関わることがないとしても、売り手としては関わらざるを得ないということが多々あるからです。商取引目的ではないコレクターが一度購入した品を手放さざるを得なくなる理由は様々です。たとえばコレクションが増えすぎて新しい保管スペースが足りなくなったり、新しく欲しくなった商品の購入費用を捻出するため、あるいは生活が苦しくなった、などの理由でその一部を売却することがあります。それに加えてコレクションへの関心が薄れてしまったという理由の場合ももちろんあるでしょう。
■ コレクターが中古商品の取引に後ろ向きになる理由
またマニア向けの市場というのはその参加者たちの商品に対する強い所有欲ゆえに驚くほどその値段が高騰することがありますが、コレクターといえど欲しい商品の価格があまりに高くなってしまった場合にはやむを得ず多少割安な中古品の購入をしようとすることもあります。ただしそれでも購入検討対象になるのは質的状態が極めて良好なものに限られます。
このようにやむを得ず中古品の買い手に回るコレクターもその商品の査定の厳しさに関して簡単には妥協しません。コレクターの多くは新品であることを前提にするなら商品画像を熱心にチェックして購入検討を行います。しかし中古品となると仮に写真で見て魅力的に感じても基本的に信用しないことが多いように思われます。
それは前記のように写真に写らない傷や汚れがあることへの警戒感が根底にあるですが、それ以外の理由もあります。それは動画を含めた画像では商品の質感がよく分からないという問題があるからです。
コレクターとしての趣味がない方でもネット通販で商品を購入して手元に届いたらがっかりしてしまった、という経験がある方は多いと思います。具体的には色合いが画面のものと異なっているように見える、とかサイズ感を見誤った、ということが失敗の理由としてよく言われています。
それだけでなく画面で精査しただけでは把握が難しいのが質感です。実物と照らし合わせて商品画像とはどこが違っているとは指摘しにくい「何となく安っぽい感じ」などは質感の問題です。画像で見て受け取る質感は実物の質感と違って撮影テクニックや演出などで見る側の想像力に働きかけることによって操作されてしまいます。実物の質感の把握は一般にカメラなどの機械の目では写すことのできない肉眼だけが持つ能力と言っていいかもしれません。
コレクターの多くはこのような必ずしも販売側の悪意とは言い切れないような画像の“わな”をよく知っているために通販で中古品を買うのはかなり慎重になるのです。その点で言えば出品はネットに掲載する写真を通じて行われるものの実際の取引の可否は実物を見てから判断するジモティーの取引ならコレクター向けの要素があるように思えます。しかしあまり一般化しないのは別の点がネックポイントになっているのだと推測されます。
私はそのネックポイントはジモティーの売買取引が一対一の取引になる点が大きく影響していると考えます。ジモティーの売り手は買い手のために時間や手間の提供をする形態の取引です。そのため基本的には買い手としては有難い取引である反面、実際に売り手に会って商品を見せてもらった時に「思っていたものとは違う」という感想を抱いたとしても心理的に取引を断りにくい、というデメリットがあります。
普通の人(買い手)なら自分のために取引成立の期待を込めてわざわざやってきた人(売り手)を失望させるのは怖いと感じると思います。逆に言えばこのことが解消されればジモティーを活用してコレクター向けの品を販売することは今より拡大する余地があると見込んでいます。
■ ジモティー取引でコレクター向け商品を販売するための鍵とは
取引を最初から一対一に限定してしまえば、売り手としては当面には唯一の買い手に大きな期待を抱いてしまうことは当然です。そして買い手としてはそこがプレッシャーになってしまいます。気の弱い人なら本当は欲しくないのに購入しなければならないように思えてしまうこともあり得ます。
そこでそのネックを解消するために売り手は出品する時に多数の買い手を募集するようにすればよいのです。もちろん中古品は全く同じ状態の二つ以上の商品は通常はありませんので普通に一つの商品を複数の商品を売りつけようとすればそれは詐欺になってしまいます。
だから正確には売り手は出品時に複数の買い手候補を募集するようにするわけです。そして複数の候補の中で商品に一番高い評価をつけた方に売ることにするのです。要はオークション、または競争入札で価格を決めることになります。つまりジモティーのサイトに出品する際にオークションか競争入札で価格を決めると告知するわけです。もちろん売り手は最低取引価格を設定することは可能です。
売り手としてはオークションや競争入札での価格決定は安すぎる値段で取引しなければならないリスクを低くできるため歓迎できるでしょう。それどころか複数の買い手候補が魅力を感じて購入を希望すれば予想外の値段に吊り上がることさえあります。マニア向けのコレクター商品ならオークションや競争入札の参加者が少数でもこれは起こり得ます。
その半面で買い手としては破格の値段で商品を手に入れるチャンスは小さくなります。しかしこの価格決定の仕方は他の買い手候補たちとの意図しない協働によって成立するものです。そのため買い手たちは単独で売り手に持ち掛ければ不愉快にさせてしまうかもしれないような低い値段の提示もできるというメリットがあります。買い手候補者たちは価格の決定権を握っているわけですが、個々の意思だけで価格を決めるわけでもないのでそれぞれが気楽に買い付け価格を提示可能となるのです。
このように売り方に工夫をすればジモティーでコレクター向け商品の販売ができる可能性があるのです。しかしオークションにしても競争入札にしてもこの価格決定方式は売り手が買い手候補たちに商品の価値の査定のための時間と場所を確保してあげる必要があります。
この査定の機会の提供はちょっと微妙な問題を含んでいます。普通のやり方をすると売り手としては汚損・破損、あるいは盗難の危険があるために、商品から離れた場所にいるわけにはいきません。一方、買い手としては売り手がそばにいるためにじっくり納得いくまで品定めすることができなくなる可能性があります。
■ 「取引展示場」はコレクターをジモティー取引市場に引き寄せる起爆剤
この売り手と買い手が少しだけ対立する立場にあるという問題を解決するために「取引展示場」のアイデアを提案します。これは売り手が安心して商品のそばから離れることができ、なおかつ買い手候補者たちがじっくりと商品の査定をできる空間と時間を提供するための施設です。
まずメインの備品として必要になるのがショーケースです。ショーケースには鍵が付いたものを使用します。買い手候補たちが商品をよく見定めるようにできるために背面に鏡を取り付けたタイプのものが望ましいでしょう。
このショーケースの中に出品した商品を置くわけですが、商品がよく見えるようにするため照明器具を取り付けます。照明器具は省エネのために人感センサー機能付きのものを選びます。可能であれば買い手候補たちが商品の様子を全方位で確認できるように電動式のターンテーブルを導入し、その上に商品を乗せるようにします。
さらに窃盗等の被害を防止するために商品と共に防犯カメラを置くようにします。撮影映像をリアルタイムでスマホ等を使って確認できるものがありますのでそのような機能があるものを選択します。
なお人感センサー付きライト、スマホ通信機能付き防犯カメラ、電動ターンテーブルはそれぞれ電池式、あるいはバッテリー式の製品がありますので、「取引展示場」の場所に電源設備がなくても構築可能です。
ただし「取引展示場」を屋外に作るならショーケースを丸ごと収納するための物置の設置は必要です。ショーケースだけでは天候次第で風雨が商品や備品に影響を及ぼす可能性がありますし、防犯機能を補完するためにも必要です。物置は観音開き式で前が全面的に開放されるタイプを利用します。
屋外を「取引展示場」とすることの大きなメリットは屋内に設置する場合と比較してコストがかからないことですがそれだけではありません。一般の店のように屋内にショーケースを設置すると建物の中に入らないと展示物を見ることができません。しかし売り手のいる屋内に入るということ自体が、売り手の商品を買うか買わないかを決めていない人にとってはプレッシャーに感じます。特にその場所がチェーン店ではない場合にはそれは強く感じられてしまいます。
これに対して私が提起する物置を利用した「取引展示場」を公道に面した場所に設置するなら店の中に入り込まなくても商品をじっくり見ることのできるショーウィンドウに近い性質を持つことになります。このような開放感のある構造のため、買うかどうか決めていない買い手候補たちを気軽に呼び寄せる効果が期待できます。このため私は屋外型の「取引展示場」の設置をお勧めします。
■ 「取引展示場」は無在庫ビジネスも可能
このように屋外タイプの「取引展示場」は商品を展示し、買い手候補を引き寄せやすくする仕掛けのある施設です。しかし「取引展示場」は商品を収納し、並べるための場所というだけでなく、それ自体を商品にできる場所でもあることにお気づきでしょうか。
あなたは自分のコレクションをホビーショップなどに売った経験がおありでしたら「もっと高く買い取ってもらっても良かったのでは?」と思ったことはありませんか。そのホビーショップに再び訪れた時に、自分が売った商品がご自分の手放した価格より大幅に高い値付けで店頭に並んでいるのを見つけた場合にはそう思うはずです。もちろん店は利幅を取る必要もありますし、最終的にその値段で買おうとする人が現れる保証がなく商売しているわけですから不当なことをしているわけではありません。それを理解していてもその商品への愛着が深かったなら「もう少しぐらいは高く買ってほしかった。」と内心で思ってしまうのが普通でしょう。
あなたがそう思った経験があるとすれば、他の多くのコレクターたちも同様のこと思ったことがあるに違いありません。そうなるとそのコレクターたちが副業として自分のコレクションの一部を転売して儲けようとは思っていないとしても、自分のコレクションの整理で他のコレクターたちに売却しようとする際には「取引展示場」を一時的に活用させてほしいという需要は存在すると推定されます。
つまりあなたが商品としてわざわざマニア向けのグッズをどこかから仕入れて売らなくても、「取引展示場」の一部を一時的に貸してほしいというコレクターたちからの要求に料金をもらって応じるだけで儲けることができるかもしれないということです。
この「取引展示場」の一時貸しの商売のパターンの一例を時系列的に述べるとこうなります。
① 売却希望者が複数の買取店を回り、売却しようとしているコレクションの買取価格を調査する。査定された価格の中で最も高い価格に「取引展示場」の使用手数料を加算した額を最低落札価格として内定させる。
② 売却希望者は売却予定コレクションの撮影をして、ジモティーに出品投稿を行う。売却希望者は反応があった買取希望者が複数あった場合には話し合いの上で売却予定コレクションの内覧をしてもらう日時、あるいは期間を決め、さらに売却価格を競争入札により決定することにする。売却希望者は内覧場所を「取引展示場」と仮決定する。
③ 売却希望者は前記の仮決定に基づき「取引展示場」の管理者にその間の使用の申込をする。管理者はそれを受けて使用料を含めた使用条件を決める。売却希望者と管理人の話し合いがまとまれば、売却希望者は内覧日時(期間)と入札日時を正式決定し買取希望者に通知する。
④ 売却予定者は内覧日時(期間)前に「取引展示場」の管理者に売却予定コレクションを引き渡す。管理者は預かったコレクションを「取引展示場」のショーケースに展示する。
⑤ 買取希望者は商品の内覧に基づき、自分の応札価格を決定する。
⑥ 入札の結果、落札者が売却者に落札価格を支払い、売却者は商品を落札者に引き渡して商品の売買は終了する。売却者は受け取った代金のうち約束した「取引展示場」の使用手数料を管理者に支払う。
このような一連の流れによって自分のコレクションが取引されれば、価格に関する不満はかなり少なくなるでしょう。そしてコレクションの売り手に対する納得感の提供が「取引展示場」が売り手に提供する利益ということになります。
もちろん買い手に対してもこのような自由な商品の内覧と査定の過程を経た上で取引をするなら、受け渡し後に商品の傷や汚れに気づいてクレームを入れるという手間や心理的な負担感の発生を抑えることができる安心感を提供することができます。
一方あなたが「取引展示場」経営をするなら、いちいち商品を仕入れて管理して売却するという手間がかかりません。商品の在庫リスクを負わないで済むのは大きなメリットではないでしょうか。
■ 趣味の世界をより一層楽しくする「取引展示場」を起点とする交流
これまで商売上の観点から「取引展示場」の特徴について述べさせていただきましたが、あなたが何かを集める趣味をお持ちでしたら、そのことにまつわる魅力もあるはずです。たとえばあなたの地元で他の同好者とのネットワークをお持ちでしたら、そこに「取引展示場」サービスを広報すればより同好仲間との関係を深めることができます。また今までお互いを知らなかった「取引展示場」の利用者との接触によってネットワークを広げ、あなたの趣味に関する情報もこれまで以上に多く得られることにより、より充実したホビーライフを送ることができるようになります。
もちろんあなた自身がご自分の趣味のコレクションを出品したり、落札者になることも可能です。そのことを考えれば「取引展示場」はまさに趣味と実益を兼ねた副業を実現するための楽しい場にできるはずです。この新しい副業に取り組んでみませんか。
追伸
私はこの「取引展示場」のための建設適地(更地)を■■市と■■市にそれぞれ一か所ずつ保有しています。■■市の候補地は中心市街地に近いところにあります。■■市については西部地域に所在し、広告の仕方次第では■■市街に在住の方々だけでなく、■■町や■■市、■■市からの利用者が見込めます。
もしあなたがお望みであればどちらの敷地でも1年間は地代無料でお貸しします。
ただし2つ条件があります。一つ目はあなたの費用負担で物置とショーケースを始めとした備品を購入していただくわけですが、ショーケースを収納するための物置については製品指定させていただきます。具体的にはイナバ物置のアイビーストッカーシリーズの型番BJX-115Eの設置をお願いします。色の指定はしません。
この物置の内部の有効寸法は高さ1777mm、横幅1095mm、奥行456mmとなっています。新品で購入し、設置工事も業者が行うと100,000円弱の費用がかかるようですが、破損がなく汚れも目立たないものなら中古品でも構いません。ただし物置の転倒防止工事の施工は必須とさせていただきます。
このサイズなら収納できるショーケースは多数あると思われます。設置する物置本体以外の備品の指定はしませんので、お好きなものをご用意ください。なおショーケースも物置としっかり連結させる転倒防止の施工を十分に行うようにしてください。
二つ目の条件はあなたが設置した物置については一年後に無償で私に所有権を移転することを書面で約束していただくことです。物置の設置は私が当初の1年間はあなたに土地を無償で提供することの対価とお考え下さい。その代わり1年後に「取引展示場」の事業から撤退したとしてもあなたは物置の撤去をする義務はありません。ただしその際はショーケースその他の物置以外の備品は撤収していただく必要はあります。
設置後一年経過以降も同じ場所で「取引展示場」の事業継続をご希望の場合は私と土地の賃借契約を結んでいただきます。一年後以降の地代は未定ですが有料となりますのであらかじめご承知ください。
物置やショーケースその他の備品の購入費用はすべて新品でそろえても20万円ほどだと思います。安くはありませんが副業開始のための初期費用として高額過ぎることはないと思われます。この負担が重すぎるのであれば、副業を検討している他の方々をジモティー等で募って出資し合い、運営も協同して行うことも一案でしょう。ご検討ください。
なお、もし業として中古品の売買を行う場合は古物商の許可を警察署から得る必要があります。この許可を得るためには試験等を受ける必要はありません。ただし2万円前後の手数料(■■県の場合は■■,■00円)がかかります。詳しくはネットで「古物商」を検索の上で地元の警察署にお問合せください。
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