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大体週末日記(2024年12月7・8日)

【12月7日】
午前中に年に一度のマンション全体での排水管の高圧洗浄があり、それが終わってから近所のコーヒー屋へ行き、午後はホンダディーラーへ車の定期点検。担当してくれた整備士の方の下の名前が「宗一郎」で、「すごい適任な感じの名前ですね」と聞いてみると「親がホンダのファンで・・・で、自分も車好きになったんですけど、この名前だと他社には就職しづらくて(笑)」ということであった。しかし子供がGT-Rやスープラ好きになるリスクもあったかもしれず、このネーミングは割と賭けである。
夕方、麻布台ヒルズへ。クリスマスマーケットはすごい行列ができていて驚く。そのまま渋谷のル・シネマ渋谷宮下へ行き、LOVE ACTUALLYの4Kリマスターを見る。この映画、10年前にロンドンに留学する際に、ノッティングヒルの恋人やブリジット・ジョーンズの日記と並んで英国英語の教材としていて、英語字幕で何度も見たのだけど、劇場で見るのは初めてである。アラン・リックマンがローワン・アトキンソンにセルフリッジで言う「Could we be quite quick?」と言うフレーズがいいですよね。帰りは表参道までキャットストリートを散歩。

【12月8日】
代官山ヒルサイドフォーラムへ瀧本幹也さんの写真展を見に行く。この方は日本を代表する広告写真家であり、また映画の撮影でも有名だけど、今回の展示はコロナ禍で撮影ができない時期に花を撮ったことがきっかけで制作したシリーズということで、氏のこれまでの仕事からすると異色な印象を受けた。また、インスタレーション的な展示もあり、現代美術領域への接近を感じさせた。会場にご本人もいらっしゃって、業界人っぽい人と「藤井保さんもそうでしたけど、自分も歳をとってかなり丸くなりました」みたいなことを話されていた。

その足で学芸大学の写真専門の本屋さん兼ギャラリースペースであるBook and Sonsへ。石橋純さんの展示を見る。この街は高校時代に来ていたところだけど、こういう地上駅と昔ながらの商店街が残っているのはいいですね。

新宿に戻ってDUGへ。先週マスターの中平穂積さんが亡くなって、ジャズ界隈では慌ただしい事になっており、一般報道も結構されていたけど(そりゃ戦後日本のジャズと新宿カルチャーの中でとても大きな役割を果たされた方ですからね。僕はこのお店に行くようになってまだ20年になるかどうかくらいの新参者なので、息子である中平塁さんとはお店で話すことはあるけれど、穂積さんとは直接交流はなかった。でも、コロナ前までは結構お店で見かけたのを覚えている)、葬儀が土曜日に終わって少し落ち着いたようであった。
夜はドライブがてら品川のこはく珈琲へ、すっかりお店もクリスマス仕様になっていた。

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