大体週末日記(2024年12月14・15日)
【12月14日】
午前中は映像撮影やProfotoのストロボ設定の勉強。夕方に新宿駅西口を少し撮影して、銀座へ。シネスイッチ銀座で、「不思議の国のシドニ」をみる。日本に不慣れな外国人が日本に来て戸惑う、というプロットが共通しているからか、特に前半は「Lost in Translation」感があり、どことなくカメラワークなども似ているように感じた。ただ、後半はもう少し直球な感じになり、同作品にあった余韻なども薄い仕上がりになっている。アメリカ映画の方が浮遊感があり、欧州映画の方がわかりやすいというのは、ステレオティピカルな両者の一般的イメージとは違う感じがして、面白いとは思った(もちろん、ソフィア・コッポラというパーソナリティーが強く反映しているということだとは思うけれども)。
【12月15日】
友人からの依頼でポスター用の写真を提供したあやめ十八番という劇団の「楽屋 ー流れ去るものはやがてなつかしきー」という公演へ。僕は戯曲や演劇について全く知らないのだけれど、これはとても有名な演目ということである。会場は本駒込の澤田写真館で立体感のある素敵な会場でした。
せっかくなので映像と写真を撮ってくれないか、ということで、挑戦したみたのだけれど、電子シャッターをメインに使用するのは初めての経験で、照明のフリッカー現象を抑え切れなかった。東日本の場合、電気が50Hzなのでシャッタースピードもそれに合わせれば同現象をある程度抑えられる、という知識はあり、そのように設定していたのだけれど、どうも会場の照明にそれとは違う周波数のものがあったようである。