オヤジ引退
オヤジが3月末を持って定年退職。
ずっと金融の研究を続けて、一筋。
専門は、アメリカの信託銀行だったけ?
お酒も飲まず、タバコも吸わず、パチンコもせず。
している事というと、金融の本を読んだり、執筆活動、野良猫にエサをあげるぐらい。
この人、人生何が楽しいんやろか?とずっと見ていたけど、
この2つが、オヤジにとっては、幸せな事だったと気付く。
自分の興味・関心のある事を突き詰めてお金を貰えるって最高に幸せではないかと。
子供の頃から、オヤジの研究室に連れていかれて、金融や経済学の書籍に囲まれた書斎で、じっくりと本を読む父を見て、
仕事って、1人で自分の部屋にこもって黙々とやるものだと無意識に刷り込まれていく。
学生の答案を採点している時に日本語の間違いを指摘して、
「世間知らずだな」と言うが、それはあなたでしょうと。
オヤジに「なんで銀行員にならんかったのか?」と聞くと、
「使い者にならんから。」
ごもっとも!
普段ほとんど怒らないオヤジだけど唯一怒るのは、日経新聞を持って、外出すると
「勝手に日経新聞持っていくな、それもぐちゃぐちゃにして! 人の気持ち少しは、考えろ」
怒るポイントは、そこなのね。
これからは、のんびりと過ごして下さい~。
という事で、今までお疲れ様でした!