生まれた日ほどシにたい
今日という日であっても、君から何もないのがつらいから、
それを意識しないために、がっかりしないために、
逃げるようにひとりで出掛けた。
時間がわかる場所に居たくない。
そういうワガママ。
気付かれていないと思っているのか、
同じタイミングに揃って言葉をくれたふたり。
何もわからないと思ったのだろうか。
無自覚なのか、ただの偶然なのか、
ただ、同じ考えを持っていただけなのか。
人と接することをとても大切に思う。
だけどこの日は、それに酷く怯えた。
今日くらいはと期待して、何もなかった時の落胆。
示さなくても、繋がりが見える彼等の言葉。
関わってくれる人達の言葉の中で、感じる孤独。
先週の誕生日に、そんなことを思って苦しかった。