おとなの朗読 vol.1 ごんぎつね
外出自粛になって、子供向けの読み聞かせコンテンツがたくさん作られはじめました。
有名どころでは
#せいゆうろうどくかい
かな。
やっぱり読み聞かせは、読み方も絵も小さな子供にむけて作られているものが多くて、それはそれでもちろん素晴らしいモノがたくさんあって。
それらをいろいろ眺めていると、子育て経験がないからかちょっとこそばゆいというか、しばらく聞いていると力が入ってきて疲れてしまうのです。
なので、落ち着いた朗読が聞きたくなりました。
そういうのもYoutubeにはたくさん上がっていて、例えばこれは超絶カッコイイ。
芥川龍之介『杜子春』朗読 大塚明夫
聞いていると、うとうととしてくるのだけれどそれはそれで多幸感あり。
アルファー波ですかベータ波ですか。
もっとこういうのたくさんあったらいいなと思って話していたら、知り合いのフリーアナウンサーさんが協力してくれることになりました。
気持ちよい音楽も欲しい、と友達のミュージシャンに相談。
いろいろな方から読み聞かせ動画制作のアドバイスを聞かれることもあり、時間がある今なら作れる!と思ってカメラを手に。
底本は青空文庫からとり、今回はあまり長くないことと知名度で(超王道ですが)新美南吉の「ごんぎつね」ピックアップ。
これ、青空文庫だとタイトル「ごん狐」なんですね(ちなみに原著は「権狐」)。
なかなか集まって収録というのが難しい、とはいえスマホで撮った映像を組み合わせるのではイマイチ。
ちゃんとカメラで撮影したい、というところでいろいろ考えて作りました。
声も音楽も素晴らしい。
これです、欲しかったのは。
朗読に合わせて演奏してもらったわけではないのに、物語の緩急と音楽がぴったり同期してる。
これ、編集してると寝ちゃうんですよ。
気持ちよくて。
書き出しが1晩延びてしまったのは睡魔のせい。
寝る前や、仕事で集中しすぎて自律神経が張り詰めて少しリラックスしたいときなどご覧いただければ。
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