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グラデーションを細かく見つめていく
年末も押し迫ってくると、行く年の振り返りと、来る年に思いを馳せる時間が増えてきます。今年はどんな1年だったかなぁ。
もちろん、新型コロナウイルスで予想もしない1年になったのは間違いないけれど、それによって変わったことや変わらなかったこと、自ら意識して変えたことや変えなかったことなど、さまざまなことが思い起こされます。新しい気づきやチャレンジ、嬉しかったことや心がざわついたこと、小さな後悔と新たな決意、ハマった食べ物や心に深く刺さった本など。日記をパラパラ読み返してみると、小さな日々の暮らしの中に、たくさんの出来事と自己との対話があったと再確認しました。そして、文中には「整える」ということばが頻出していて、少し大げさな言い方ですが、こころや身体、日々の暮らしをどう整え、調和させるかを模索し続けた1年だったように思います。そして見たくない自分を見つめ、手放したくない自分を手放すことに意識を向けようとした1年でもありました。
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
これは東京タワーの設計者として知られる内藤多仲のことば。特に今年の後半はこのことばに力をもらいました。積み重ねることの難しさと大切さを実感した1年でもありました。
さて、来年はどんな年にしようか。目標は?ふと思い浮かんだフレーズは、「グラデーションを細かく見つめていく」。白か黒といった二元論ではなく、混ざり合った色味を大切にしたいし、微細なところにも目を向けたい。そして、知ってるつもり、感じているつもり、考えているつもり、見ているつもり、聴いているつもり。「つもり」ばかりになっている出来事に意識的になること、かな。good looking life、good feeling lifeの実践はひと筋縄ではいかないけれど、だからこそ日々の丹精を積み重ねていく1年にしたいです。そしてまたこのnoteにそれを綴っていけたらと思います。
この投稿を読んでくださる方々に心からのお礼を。来る新しい年があなたにとって良き年になりますように。