【PC初心者向け】YMM4を使うときの動画編集用PCの(個人的な)選び方
最近5年ほど使っているデスクトップPCを買い換えようかなぁという気がしてきてます。
動画編集用途で使用しているゆっくりムービーメーカー4(YMM4)の編集機能も充実し、カメラ制御、メッシュ変形、レベルメーター、モーショントラッキングなどなど……有料ソフト並みの機能が揃ってきているYMM4ですが、そのせいかすこーしずつ重たくなってきている感覚を覚えてきてます。
そういえばと、私はなんかほかのソフトウェアトーク系動画投稿者の方のPC購入相談に乗ることが度々あります。
ちなみに私はPC選びに困ってる人を見かけたらとりあえずLenovo製PCを勧めているLenovo大好きさんです。
とはいえ、私自身は自作PCも組まず、ハイエンドゲームはプレイせず、もっぱらゲームはコンシューマ機。PCゲームはたまにライトな3Dゲームを遊べて2Dのインディーズタイトルのプレイが多め、というかんじです。PCの使い方だけで見るとミドルライトユーザー寄りですね。
でも多分そういう使い方で充分と考える人は割といそうなのと、そういう方はPCのスペック選びに悩みそうなので、私がPCを選ぶときにどういう情報源を頼りにしているか、ということを記事にしてみようと思いました。
PC関連の情報は調べればいくらでも出てくるので、この記事ではCPUやメモリはどんな役割を持つだの、オススメのグラボ、とかそういう専門知識の解説はほとんどしません。たぶん。
とりあえず重要視する点をまとめる
ほかの方のPC購入相談に乗るときもまず訊いてみるのが「その人がなにをしたいか」という点です。
PCでゴリゴリゲームを遊びたい
というならお金の許す限りハイエンドなゲーミングPCを買って下さい。あ、動画編集ならそれでできますよ、お疲れ様です! と適当にネットで検索してきたPCレビューブログを紹介して話が終わります。
一応補足すると、動画編集用途を考えるなら一般のPCから探すよりもゲーミングPCのカテゴリから探した方が無難です。動画編集は(YMM4を使ったとしても)CPU性能やグラフィックス性能が要求される場面が多いためです。動画のエンコードは分かりやすい場面ですね。
スペックで1つだけ言及すると、グラフィックボード(GPU)の違いです。必ず「NVIDIA製のGeForce」シリーズを選んでください。
「AMD Radeon~」「Intel Arc~」と書かれているものは違いが分からないうちは避けた方が無難です。また「Intel Iris Xe グラフィックス~」といった記述はグラフィックボードを搭載していませんのでこちらも避けましょう。このへんは解説しているブログや動画がいくらでもあるので詳しくはきちんと調べて頂ければ。
ちなみに「動画編集 PC」で検索すると上位に出てくるような動画編集用PCはYMM4を使ってフルHD解像度の動画編集する用途だけでいうとオーバースペック気味です。
たとえばBTOメーカーのマウスコンピューターがまとめている初心者のための動画編集PCを勧める内容。一番安い構成で22万3000円、しかもグラフィックボードはAMD Radeon製なので私なら絶対オススメしません。
話を戻して、とりあえず重要視したい項目は何かということを書き出しましょう。PC選びは妥協ラインを探すことが安く済ませる一番のポイントです。
ゲームは遊ばないので必要最低限のスペックでいい
原神とかのちょっとした3Dゲームを遊ぶくらいのスペックがあればいい
日本語のサポートがあると安心する
たまにPCを持ち出したりはしたい
なるべく長く使えるほうがいい
こんな感じですね。とにかく安く済ませたいけど動画編集のストレスは軽減したいというなら目安は10万円から探しつつ必要最低限のグラボを積む感じ。ちょっとした3Dゲームを遊ぶというレベルなら15万円くらいを指標にしつつ別の要素があればもうすこし値段が上がります。
重要視する点の多さにもよりますが、だいたい15~20万円あたりで収まるなら上々というところでしょうかね。ざっとした選び方はこんなかんじです。
ゲーミングノートが流行ってるけど選択肢に入るの?
詳しい話をする前に、ゲーミングノートについて。
最近はゲーミングPCでもデスクトップよりノートPCのほうがラインナップが多くなってきました。よくゲーミングPCを購入する話になると「ゲーミングノートとかやめとけ!」と露骨に拒否反応を示す人も少なくないです。
私個人としては「その人の使い方に合ってるならいいのでは?」という立ち位置です。否定はしません。
が、ノートという形態上普通のデスクトップPCよりもデメリットがあるのは事実です。
あとから自分で部品を交換することができずスペックアップや部品交換での修理ができない
同価格帯のデスクトップと比べると割高になる
そういうデメリットはありますが、なによりデスクトップのようにモニターやマウス、キーボードなどの周辺機器がいりませんし、ちょっとかさばりますが帰省したときなんかでも動画編集ができます。帰省したときにまで動画編集するほど強いられているのかという話はさておき
ライトめに遊ぶ人ほどゲーミングノートはメリットに映る点も多いと思うのでご自身の使い方と相談して決めたらいいのかなと。
(かさばらないほうがいい、というならデスクトップでも小さめのサイズにする、という選び方もありますね)
予算15~20万円以内でそこそこのPCを探す
諸々の事情は抑えたところで具体的にしていきましょう。
結論からいうと15万円くらいから自分の欲しい要素を満たせるPCを探して、なければ徐々に値段を上げて妥協する、という選び方になります。
先述したようにゴリゴリPCゲームを遊ぶ予定ならそのPCで動画編集用途に困ることはないのでゲーミングPCのレビューブログをいくつか見ていけば相場が分かるでしょう。
PCゲームはそこまで遊ぶ方ではない、遊んでも2Dのゲームくらい、みたいな人なら予算15~20万で収まるようなPCを探せば良いと思います。
とにかく安く済ませたいなら10万円あたりからスタート。
予算のスタート額を決めたら下の項目をチェックしていきます。
ゲーミングPCのレビューブログを見てコスパが良いといわれているスペックと値段をメモする
BTOメーカーのセール時期にあわせてネットで買う(家電量販店では買わない)
この2つを意識して調べればある程度スペックと値段の目星はつくんじゃないかと思います。
2024年6月現在であれば、以下のあたりから探せばまぁ無難じゃないかなぁという無責任な感想です。
上記以外のセール価格とかでなんか安くなってるメーカーのやつ
3番目の選択肢が非常にテキトーですが、なんなら1、2番目もそのへんのブログのレビューをあてにしているだけのテキトーな情報です。
BTOのPCは定期的にセールをしていてかなり安く買えることがあります。その分スペックや構成の縛りがあったりするのですが、たいていは気にするほどでもないです。
(CPUやGPUの型番を参考に記載するとこの記事を更新していかないといけないのでリンク先を見てスペックをなんとなく察していってください)
ちなみにBTOのPCはCPUをスペックアップさせたりメモリやSSDの容量を増設すると自分なりに構成を変更できます。
ただ、購入前の見積もりからメモリやSSDを増設するとけっこうぼったくり価格を強いられるため、メモリやSSDなら自分で増設したほうがコスパが良いです。PCの蓋を開けることになるのはちょっと怖いですが思ったより簡単にできます。ただ静電気対策は注意。(電子機器は静電気に弱いので)
この記事を書いた人はどんなのを選ぶか
最後にこの記事を書いている人はどういった点を重視するかについて。こんな感じです。
3DゲームをフルHD解像度で遊べたらいい(フレームレートは60FPS出たら十分)
5年くらいは使い通したい
あとで困ったら部品を追加したりして増設したい
できれば稼働時の音が静かな方がいい
見た目が落ち着いていてなるべくチカチカ光らないでほしい
今使っているのが小さめなので小型がいい
という、スペック表に出ない部分が主になっているためPC選びがけっこう面倒くさいタイプです。なんで最近は横がガラス張りのピカピカしたデザインが主流なの?
これでいろいろ構成を考えると25万円あたりでまとまるといいなぁと夢に見てます。買い換えはもう少し先ですね。
ということで、買い換えを検討していていろいろ調べているうちにふと思いついたので記事にしてみました。とりあえずこんなもんでいいんだ、という感想を持ってもらえればいいかなと。
こんなのでもなにかの参考になれば。それでは!
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