統計検定2級を取りました
こんにちは。えんぶらー(@bluembler)です。
最近統計検定2級を取りました。
統計検定2級取りました データアナリストを名乗っていい気がします pic.twitter.com/3VsUgE1XhB
— えんぶらー(Embler) (@bluembler) November 5, 2022
この間のビジネス統計スペシャリストの資格の続きです。
データサイエンティストを名乗るならこれは持っておいた方がいいとよく言われるらしいです。
「あれが取れるならこっちも取れるだろ」ぐらいの気持ちで受けたら痛い目を見たので、ここに書き残しておこうと思います。
統計検定とは
そもそも統計検定とは、統計知識や解析能力を問う資格です。
「統計検定」は、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。
データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、仕事や研究をするための21世紀型スキルとして国際社会で広く認められています。日本統計学会は、国際通用性のある統計活用能力の体系的な評価システムとして統計検定を開発し、様々な水準と内容で統計活用力を認定しています。
統計学の基礎がありますよって証明になる資格です。
2011年に発足したまだ新しい資格ですが、文科省とか厚労省とかも後援してるらしいです。
2級は、基本的統計量の知識に加えて、
・離散、連続などの確率密度関数
・データのサンプリング
・仮説検定(z検定、t検定、カイ2乗検定、F検定、分散分析)
・回帰分析(単回帰、重回帰、数量化1類)
などが出ます。
大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。
(1)現状についての問題の発見、その解決のためのデータの収集
(2)仮説の構築と検証を行える統計力
(3)新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力
について試験します。
感想
難しかったです。
PBT(ペーパー)式の問題で勉強を進めましたが、CBT(コンピューター)式では問題の傾向が結構違います。
PBTである程度点が取れるまでやりましたが、CBTは1度落ちて2回目で合格しました。
傾向の違いについてですが、CBT式と比較して
1. 確率や分布の問題が多い
2. 仮説検定・推定は多くない
3. 計算問題が少なく、正誤判定をする問題がほとんど
4. Rを用いた回帰分析が出なかった(自分の時だけ?)
もちろん個人の感想ですが、CBT用の本だけで対策したらそういうことに面食らいました。
ビジネス統計スペシャリストとの比較
出題範囲が似ている両方を取ったので、個人的な印象をざっくりと。
○ビジネス統計スペシャリスト
・理論より実践に重きを置く、実務資格って感じ
・Excelの操作はスムーズが大前提
・データが具体的かつ実践的
○統計検定
・理論に重きを置く学校のテストみたい
・電卓と確率分布表が命
・正直いつ使うか分からない問題が多い(確率とか)
・ビジネス統計スペシャリストの前に取得した方が理解が深まると思う
絶対取得する順番間違えた。
理論→実践の方が理解も早いのでおすすめです。