野犬生まれ・保護犬まちゅんと過ごす日々。 age:1【Dec青森に行こう！】
【Today's Photo】
犬生初ソファーを使いこなしたオトコ。
掘ったらダメだということも学んで欲しい。
12月。
我ら2人と1匹の群れは、青森へと向かった。
旅行に行くのだ。
しかも、2泊3日の。車中泊有りの。
なぜ、真冬の、青森で、車中泊を…？
元々秋頃行く予定が、夫婦互いの仕事が立て込みずれ込んだ。
それでも年内に行きたいと譲らなかったのは私で、車中泊は夫が譲らなかった。
私達夫婦は一緒に出掛けると雨か店休日を引き当てる率が異様に高いのだけど、青森はなんと最強寒波が到来した。
場所によってはドカ雪である。
そんな、旅行の記録です。
◯我が家の車内環境
我が家の旅行に使用する車はステーションワゴン。
3列シートの2列目にこちらのドライブシートを設置している。
これがなかなかのスグレモノ。
そしてジャストサイズ。
2列目シートの足元に置いた荷物を荒らされることもないし、まちゅんも景色を見ながら右往左往している。
本当は、クレートなどに入れるべきだということは解っている。
でも、色々と無理だった。
というかクレートを持ち込んだら、車中泊で寝る場所が確保できなくなる。
さて、ドライブシートだけだと、なるべく飼い主夫婦の間に収まっておきたいまちゅんは運転席へと躍り出てくるのだ。
困ったちゃん。
そんなわけで、運転席と助手席のシート上部には網を設置。
どんな状態かというと、こう。
そして、倒した3列目以降に荷物を載せるわけだ。
何回かの車中泊を繰り返した頃、ニンゲンの寝心地が悪すぎることに気がついた。（遅い）
なので、厚さ10cmの三つ折りマットレスを導入。
今のところ、まちゅんの就寝前掘り掘りにも破れず耐えてる良品。
これを移動中は倒した3列目シートの上に置くことで、まちゅんは移動中に2列目と行き来して、寝ることが出来るようになった。
こんな感じで。
寝たり、高みから車外を見たりとそれなりに過ごしている。
ちなみにマットレスの上に行くのは、主に高速を走っている時のみ。
寝る時は、運転席と助手席を最大限前に出し、2列目3列目を倒し、マットレスを敷く。
マットレスは幅はぴったりだけど、長いので足元を折り畳んで。
まちゅんは大抵、私達夫婦の足元で大きめに伸びている。
と、ここまで書くのにかれこれ3ヶ月弱を要してしまった。
◯大間崎で車中泊
いるだろうか。
12月の大間崎で、犬と車中泊をしようと思う夫婦。
10組中1組いたりいなかったり、いなかったり、だと思う。
近所のスーパーで大間産とは書いていないマグロを『泳いでる場所は同じでしょ！』と仕入れ、まさか刺身を切る予定はなかったので急遽購入したカッターで切る私達。
その奥でお泊りの時だけ特別に出てくるヤクチーを堪能するまちゅん。
ちなみに左端に写っているのは家から持参した蒸し野菜。
これに現地で買った御当地ドレッシングをかける。
車中泊も回を重ねるごとに洗練されていく。
大間の夜は寒かったけど、防寒着がっつり、厚手の毛布と羽毛布団すっぽりで、意外と寒さを感じずに眠れた。まちゅんも夫婦と毛布の間にいたので、寒くなかったと思う。
◯2泊目はコテージ泊
道中は、走行→途中休憩&まちゅんの雪遊びを何回か繰り返す。
まちゅんは車内では外が気になってイタズラとかはしないけど、乗車時間が長くなるとストレスでハッハッし始める。
町中は特に刺激が多いせいか、満足に休めないのでストレスを感じるようだった。
途中途中の雪遊びを、それはもう大喜びで楽しむまちゅん。
ああ、キミの半分は確かに柴犬なんだろうね、と思った。（柴犬さんは雪好きなイメージ）
そして、青森市内の犬OKのコテージへ。
ここが、大型犬OK、多頭OK、マナーベルト無しOKの最高ドッグウェルカムコテージだった。
ベッドだけはNG。
元々室内では基本的に一切粗相無し（その代わり排泄には絶対外に出る必要がある）まちゅんなので、マーキングの心配はしていなかった。
けれど、見知らぬ場所&犬の匂いしない（たぶん直近で泊まってない）&雪深い場所で、なかなか排泄場所を見つけられず、何度もコテージ周辺を回ることになってしまった。
ので、今後は宿に着く前に公園などで排泄を済ませようという反省。
この、山深く静かな場所にあって、ドッグウェルカムで、余計なものが何も置いてない（犬においてコレ大事）コテージを、夫が大層気に入った。
住みたいとまで言い出した。
また来たいと騒いで、実際2月にまた行った。
それはさておき、大間から青森市に行く途中に平内町というホタテの町がある。
ほたて広場という直売所があって、大ぶりのホタテ1kgを1,000円で買える。
今回はそのホタテを買って刺身と焼きで楽しみ、そして青森市内で見つけた醸造所でクラフトビールをグラウラーに詰めてもらって持ち帰った。
最高だ。
最高の犬旅コテージ泊だ。
これが出来るなら、まちゅんとの旅ももっともっと可能性が広がる。
ちなみにまちゅんは、ソファーを掘って爪痕を残してしまった。
ちゃんと謝罪した。
そして、NGなベッドに気が付くと明け方乗っていて（そりゃそうだ）、これまた掘ってシーツを少し割いてしまった。
これも謝罪した。
掘らない教育と、掘っていいものの持参。
これも大切である。