野犬生まれ・保護犬子犬と過ごす日々。 week8【パピークラス編】
【今週のヘッダー写真】
灯油ストーブから出る熱風が怖い子犬。
近付かないので飼い主としては助かるけども。
本当は、ストーブの目の前にある畳の境目をガジリに行きたいのだけど、熱風が来るので近づけず、ロープで憂さ晴らしをしています。
8週目の子犬。
もうすぐ我が家に来て2ヶ月である。
子犬も推定4ヶ月まであと1歩。
【パピークラス】
そんなわけで、子犬は初のパピークラスに遊びに行きました。
かかりつけの動物病院がやっているもので、ためしに行ってみるか〜と私のみで参加。
目的としては、
・どんなもんか見てみたい
・他の犬に会わせてみたい
・他人に会わせてみたい
先週の親戚への唸りもあったし、タイミング的には良かったかな、と。
ただこの唸りは、私達がいないところに他人が来て怖かったからという理由がハッキリしているし、散歩中にすれ違う人などに唸ることはないから問題視はしていません。
さて、パピークラス。
参加犬は以下のとおり。(みんな生後3ヶ月くらい)
・豆柴
・パグ
・マルチーズとかチワワとかヨークシャテリアとかのMIXの子 ✕2
お分かりだろうか。
写真を撮れなくて残念だけど、皆さん2kgにも満たないであろう小型犬ちゃん達である。
うちの子の猛獣感たるや(笑)
ひとりだけ確固たるデカさで笑ってしまった。
なのに、うちの子犬ったら、どこの仔よりもビビってソワソワして。
この回のテーマは、『体中どこでも触れるようになろう!』
内容的には、おやつをあげながら少しずつ大丈夫そうなところを撫でてあげてくださいね〜という感じ。
子犬は、興奮している時はガブガブの甘噛みストになるけど、それ以外の時はわりとどこでも触らせてくれる。
歯とか爪とか触っても大丈夫。
・おすわりや伏せの姿勢で前脚などを触ろうとした時にスッと脚を引くのは、『嫌だよ』という意思表示
…という内容から始まるはずが、子犬達のあまりの『遊びたい』というボルテージがすごくて、本来なら最後に設けられていた遊びの時間が最初に来ることに。
トレーナーさんによる犬達の関係性の見極め、リードを離していいかの判断、犬のボディーランゲージの説明が、すごく、ものすごく勉強になった。
パピークラスの醍醐味はコレだな!と。
うちの子犬はデカいし、ビビっていて動きに予測がつかないので、リードはトレーナーさんに預けた。
以下、・は子犬の様子、⇒はトレーナーさん談。
・他の子達に近づいてはいくけど、積極的に遊びには誘わない。
⇒少し怖がってる、内弁慶だね、と。
・豆柴ちゃんに興味を示して近づくも、相手の興奮度が高くてキャンキャンと鳴かれ、子犬ドン引き(笑)
⇒豆柴ちゃんは遊びたいんだけど、ちょっと犬語が分からなくて上手に誘えない。
⇒子犬はびっくりしてる。背中の毛が逆立ってる。
・豆柴ちゃんと隣でおやつ。おすわりしてても豆柴ちゃん側の脚が少し浮いている。
⇒すぐに逃げられるように脚が浮いてる。
・どの子に対しても、少し匂いを嗅いだり追い掛けたりしては、オヤツをもらいに私やトレーナーさんや他の飼い主さんの元に行く子犬。
⇒この子は優しいね、と言ってもらった。
優しいから、遊びたいけど譲ったり、嫌なことしないね、と。
子犬、優しいんだって…(涙)
トレーナーさん達はトリーツを持っているんだけど、犬達が目の前に来ても声を掛けずに自分からおすわりをするのを少し待っていた。
何度目かで『なるほど』と学んで、声掛け無しでスッと座る子犬。
私の方が、『なるほど』である。
そうやって興奮のボルテージを自分から下げられるようにしていくのか!
これは家でも即実践で、テーブルに脚を掛ける子犬をジーッと見つめると、少し考えて降りておすわりをする時も出てきた。
さて、そんな子犬がいよいよ『遊びたい』モードになってバウしたり尻尾を上げたりし始めたのは、なんと終了の号令がかかった開始1時間20分後。
皆さんに「遅いよ〜」と笑われたのでした。
はじめは、1回行けばいいかな〜なんて思ってたけど、関わりのヒントになる内容が多かったし、夫も行ってみたいと言ったし、また行くことにしました。