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野犬生まれ・保護犬子犬と過ごす日々。 day22

子犬、病院へ行こうの巻である。

ちなみにヘッダー?の写真にあるスイカボール。
これは前日デビューさせたお馴染み100均製品だが、子犬はものの20分ほどで穴を開けた。
仕方なく私はほつれた部分をチクチクと縫い合わせ、再度リング(という名のサークル)へ放り込んだ。
5日ほどは遊べたけど、犬の耳(スイカの裏側は犬の顔になっている)にあたるフェルト生地を噛み切って召し上がり始めたのであえなく撤退となりました。
この子が気に入って、尚且つ長く遊べる強度のものを見極めるまでは100均で良さそう。
というか、ヨダレでベチョベチョ臭になるので、100均の買い替えでも良さそう。


そんなわけで、子犬はこの日病院に行くことに。
内容は、以下のとおり。
・ワクチン1回目接種
・爪切り(実施と指導)
・肛門腺絞り(実施と指導)
・狂犬病ワクチン、去勢手術時期の相談

練習を重ねたクレートの真価が問われる時である。
サークル前にクレートを設置し、大好きなササミを奥へと入れると、躊躇いなくインする子犬。
お尻が出入り口を向いている間に扉を装着する飼い主夫婦。
振り返る子犬。

……え? って顔。


僕は許さない。

車に乗った後は、可哀想になるくらいヨダレを垂らしながらクンクンと鳴き。
それも終えると、小窓から空を見上げ始めました。
切ないよ、子犬。


さて、いざ病院の診察台に。
借りてきた犬モードを発動する子犬。
ついでに体重測定される子犬。


お分かりだろうか。

4.82kg

順調に成長しているね…!
フルコース中、プルプル震えつつも飼い主達に『大丈夫』と声を掛けられ続け。
私は内心、注射打つし全然大丈夫じゃないよね、と思っていた。
お利口だねーと褒められるくらい何をされてもジーッとしてて、ここで唸ったり、噛みついたりする子じゃないんだなぁと何だか愛しくなりました。

そして、右後脚のハゲを相談。
する前に、お腹を見た獣医さんから、少し赤いところがあるから軽く皮膚炎になってるねーと顕微鏡検査。
黄色ブドウ球菌による皮膚炎とのことで、右後脚もそれだと言われました。
ストレスの影響もあるのだろうけど、治療法のあるもので良かった。
塗り薬を処方してもらい、朝晩塗布&10分舐めないように&拭き取り、との指示でした。

ワクチンはあと2回。
その後狂犬病ワクチン。
その後に去勢手術ということに。


病院選びは色々悩んだ結果、犬飼いの先輩に訊くのが一番だろうという結論になった。
近所に3代目になるゴールデンちゃんと暮らしている友達がいたので、その子も行っている病院に行くことにした。
予約がLINEでできるし、対応も良かった。

ところで、保護団体の代表さんからのアドバイスでは、病院によっては保護犬を厭うところもあるのだとか。
扱いにくさがあるからなのか、出自が分からないからなのか。
念の為、予約前に電話をして『野犬生まれの保護犬だけど診てもらえるのか』を訊いた。
大丈夫ですよ〜、あっ触れないとかではないですよね??…という確認のみ。
実際受診の際も、特に変わった対応は無くとても良い病院でした。


ぼくは今日は疲れたよ。

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