2/17 ディボーション 幸いな人 ヨハネの福音書 8:31-47
聖書箇所 ヨハネの福音書 8:31-47
"イエスは、ご自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「あなたがたは、わたしのことばにとどまるなら、本当にわたしの弟子です。
あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」
彼らはイエスに答えた。「私たちはアブラハムの子孫であって、今までだれの奴隷になったこともありません。どうして、『あなたがたは自由になる』と言われるのですか。」
イエスは彼らに答えられた。「まことに、まことに、あなたがたに言います。罪を行っている者はみな、罪の奴隷です。
奴隷はいつまでも家にいるわけではありませんが、息子はいつまでもいます。
ですから、子があなたがたを自由にするなら、あなたがたは本当に自由になるのです。
わたしは、あなたがたがアブラハムの子孫であることを知っています。しかし、あなたがたはわたしを殺そうとしています。わたしのことばが、あなたがたのうちに入っていないからです。
わたしは父のもとで見たことを話しています。あなたがたは、あなたがたの父から聞いたことを行っています。」
彼らはイエスに答えて言った。「私たちの父はアブラハムです。」イエスは彼らに言われた。「あなたがたがアブラハムの子どもなら、アブラハムのわざを行うはずです。
ところが今あなたがたは、神から聞いた真理をあなたがたに語った者であるわたしを、殺そうとしています。アブラハムはそのようなことをしませんでした。
あなたがたは、あなたがたの父がすることを行っているのです。」すると、彼らは言った。「私たちは淫らな行いによって生まれた者ではありません。私たちにはひとりの父、神がいます。」
イエスは言われた。「神があなたがたの父であるなら、あなたがたはわたしを愛するはずです。わたしは神のもとから来てここにいるからです。わたしは自分で来たのではなく、神がわたしを遣わされたのです。
あなたがたは、なぜわたしの話が分からないのですか。それは、わたしのことばに聞き従うことができないからです。
あなたがたは、悪魔である父から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと思っています。悪魔は初めから人殺しで、真理に立っていません。彼のうちには真理がないからです。悪魔は、偽りを言うとき、自分の本性から話します。なぜなら彼は偽り者、また偽りの父だからです。
しかし、このわたしは真理を話しているので、あなたがたはわたしを信じません。
あなたがたのうちのだれが、わたしに罪があると責めることができますか。わたしが真理を話しているなら、なぜわたしを信じないのですか。
神から出た者は、神のことばに聞き従います。ですから、あなたがたが聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者でないからです。」"
ヨハネの福音書 8章31~47節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
あなたはキリストを信じることが出来るのだから神の子であり悪魔の子ではありません。安心して自己卑下することないよう自信を与えます。
内容のまとめ
イエス様はご自分を信じたユダヤ人に対して、真理を知り、自由になる方法を教えられました。彼らは反論しましたが、イエス様は神様を父とするなら、神様が遣わしたご自身の言葉にとどまり、従うはずだと答えました。
静聴と観察
<父なる神> 36、42節 御父は人々を罪の奴隷から解放するために御子イエス・キリストをお遣わしになりました。
<子なる神> 31〜36節 キリストと御言葉は真理であり、それを信じる者をキリストは罪の奴隷から解放してくださいます。
<信じられない者>43〜47節 キリストと御言葉を素直に信じられない者は神の子ではありません。彼らの父は悪魔です。
適用
罪の奴隷であった私を解放するためにキリストをお遣わしになった父なる神に感謝したい。キリストと御言葉は真理であると確信出来るように信仰を求めたい。キリストは既に私を罪の奴隷から解放してくださったことに信頼を置いて感謝したい。キリストと御言葉を素直に信じられない者たちは神から出た者たちではないので、彼らに同意することなく信仰がまだ弱い今は避けるようにしたい。
祈り
主よ。罪の奴隷であった私を解放するためにキリストをお遣わしになったことに感謝します。キリストと御言葉は真理であると強く確信出来るように日々信仰を強めてください。イエス様。あなたと聖書の御言葉は真理です。あなたは私を罪の奴隷から解放してくださいました。安心して信頼出来ますように。偉大な御業に感謝します。あなたと御言葉を素直に信じられない悪しき者たちを私から遠ざけてください。
アーメン