3/1 ディボーション 幸いな人 ハバクク書 1:1-11
聖書箇所 ハバクク書 1:1-11
"宣告。これは預言者ハバククが見たものである。
いつまでですか、主よ。私が叫び求めているのに、あなたが聞いてくださらないのは。「暴虐だ」とあなたに叫んでいるのに、救ってくださらないのは。
なぜ、あなたは私に不法を見させ、苦悩を眺めておられるのですか。暴行と暴虐が私のそばにあり、争い事があり、いさかいが起こっています。
そのため、みおしえは麻痺し、さばきが全く行われていません。悪しき者が正しい者を取り囲んでいるからです。そのため、曲がったさばきが行われているのです。
「異邦の民を見、目を留めよ。驚き、たじろげ。わたしは一つの事をあなたがたの時代に行うからだ。それが告げられても、あなたがたは信じない。
見よ、わたしはカルデア人を起こす。あの強暴で俊敏な国民だ。彼らは地を広く行き巡り、自分のものでない領土を占領する。
それは凄惨そのもの。彼らはさばきと宣告を自ら下す。
その馬は豹より速く、日暮れの狼より敏捷だ。その軍馬は跳ね回り、その騎兵は遠くから来て、鷲のように、獲物にさっと舞い降りる。
彼らはみな暴虐を行うためにやって来る。そろって顔を前方に向け、砂のように捕らわれ人を集める。
王たちを嘲り、君主たちを笑いものにし、すべての要塞をあざ笑い、土を積み上げて町を攻め取る。
こうして、風のようにやって来て過ぎ去る。しかし自分の力を神とする者は、責めを負う。」"
ハバクク書 1章1~11節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
苦難の中にあって主に祈りが聞かれているように思えない時でも、素直に自分の気持ちを主に訴えて祈り求めなさい。
内容のまとめ
南ユダ王国の預言者ハバククに与えられた主の宣告が記されています。南ユダの暴虐を嘆いているハバククに対して、主は、やがてカルデア人を起こし、南ユダが裁かれることを伝えます。
静聴と観察
<祈り求める模範>
"いつまでですか、主よ。私が叫び求めているのに、あなたが聞いてくださらないのは。「暴虐だ」とあなたに叫んでいるのに、救ってくださらないのは。
なぜ、あなたは私に不法を見させ、苦悩を眺めておられるのですか。暴行と暴虐が私のそばにあり、争い事があり、いさかいが起こっています。
そのため、みおしえは麻痺し、さばきが全く行われていません。悪しき者が正しい者を取り囲んでいるからです。そのため、曲がったさばきが行われているのです。"
ハバクク書 1章2~4節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
激しい苦難の環境の中にあって、主に祈りが聞かれているように思えない時でも、素直に自分の気持ちを主に訴えて祈り求めなさい。
<父なる神>
"「異邦の民を見、目を留めよ。驚き、たじろげ。わたしは一つの事をあなたがたの時代に行うからだ。それが告げられても、あなたがたは信じない。
見よ、わたしはカルデア人を起こす。あの強暴で俊敏な国民だ。彼らは地を広く行き巡り、自分のものでない領土を占領する。
それは凄惨そのもの。彼らはさばきと宣告を自ら下す。
その馬は豹より速く、日暮れの狼より敏捷だ。その軍馬は跳ね回り、その騎兵は遠くから来て、鷲のように、獲物にさっと舞い降りる。
彼らはみな暴虐を行うためにやって来る。そろって顔を前方に向け、砂のように捕らわれ人を集める。
王たちを嘲り、君主たちを笑いものにし、すべての要塞をあざ笑い、土を積み上げて町を攻め取る。
こうして、風のようにやって来て過ぎ去る。しかし自分の力を神とする者は、責めを負う。」"
ハバクク書 1章5~11節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
悔い改めない民に対して主は裁きを宣告されます。それは主による直接的な罰ではなく敵を起こして罰せられます。
適用
激しい苦難の環境の中にあっても自分の心を素直に主に打ち明けてさらに主に祈り求めたい。主の裁きは敵を起こして罰せられる事があるので敵が現れた時には悔い改めの機会と捉えてへりくだって悔い改めの祈りをしたい。
祈り
主よ。苦難の環境にあってあなたに祈りが聞かれていると思えない時があります。それでも私は祈り求めたいです。どうか強い信仰を与えてください。敵を起こして罰を与えるのであれば私に悔い改める機会をください。深い懺悔とへりくだって悔い改めができますように。
アーメン
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