10/8 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 20:24-37
聖書箇所 歴代誌第二 20:24-37
"ユダの人々が、荒野に面した見張り場に上って、その大軍の方を見渡すと、なんと、死体が野に転がっていた。逃れた者は一人もいなかった。
ヨシャファテとその民が分捕り物を奪いに行くと、そこで数多くの武具、衣服、高価な器具を見つけたので、運びきれないほどはぎ取った。分捕り物があまりにも多かったので、奪うのに三日もかかった。
四日目に、彼らはベラカの谷に集まり、そこで主をほめたたえた。それゆえ、人々はその場所の名をベラカの谷と呼んで、今日に至っている。
ユダとエルサレムの人々はみな、ヨシャファテを先頭にして、喜びのうちにエルサレムに凱旋した。主がその敵のことで彼らに喜びを与えられたからである。
彼らは琴、竪琴、ラッパを携えてエルサレムに入り、主の宮に行った。
主がイスラエルの敵と戦われたと聞くと、地のすべての王国に神の恐れが下った。
ヨシャファテの治世は平穏であった。神は周囲の者から彼を守り、安息を与えられた。
このようにして、ヨシャファテはユダを治めた。彼は三十五歳で王となり、エルサレムで二十五年間、王であった。その母の名はアズバといい、シルヒの娘であった。
ヨシャファテはその父アサの道に歩み、そこから外れることなく、主の目にかなうことを行った。
しかし、高き所は取り除かれなかった。民はなおも、彼らの父祖の神にその心を定めようとしなかった。
ヨシャファテについてのその他の事柄は、最初から最後まで、『イスラエルの王の書』に載せられた『ハナニの子エフーの働き』にまさしく記されている。
その後、ユダの王ヨシャファテは、イスラエルの王アハズヤと同盟を結んだ。アハズヤは悪事を行った。
ヨシャファテはタルシシュへ行く船団をつくるために、アハズヤと同盟を結んだ。そして、彼らはエツヨン・ゲベルで船団をつくった。
マレシャ出身のドダワフの子エリエゼルがヨシャファテに向かって次のように預言した。「あなたがアハズヤと同盟を結んだので、主はあなたが造ったものを打ち壊されます。」すると、船は難破し、タルシシュへ行くことができなくなった。"
歴代誌 第二 20章24~37節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
主の道に進めば平安が訪れる。しかし偶像崇拝を完全に打ち壊さなければ真の平安はない。
内容のまとめ
ユダの人々は、戦わずして戦争に勝利しました。この戦いのうわさを聞いた国々は、神を畏れました。ヨシャファテは良い王でしたが、偶像礼拝を完全に取り除けず、悪王であるアハズヤと同盟を結ぶ過ちを犯しました。
静聴と観察
<恵み>24〜27節 主の目に良いとされる道を進めば恵みも大きい
<讃美>28節 主への感謝は大いに喜びを持って讃美する
<恵み>29〜32節 主に従えば平安と安息が与えられる
<警告>33節 しかし偶像崇拝は完全に取り除かねばならない。それは躓きとなる。
<恵み>35〜37節 悪王との同盟を主は望まれなかったので主の手によって阻まれる恵みである。
適用
主に依り頼めば平安と安息、恵みがあることを確信したい。しかし、油断をせず偶像崇拝は完全に打ち壊すようにしたい。主は助言をくださる方なので心を頑なにせず素直に聞き従いたい。
祈り
主よ。感謝します。あなたの御心に叶う道を進んでいけば平安と安息、恵みが約束されています。どうかその確信をさらに強くして下さい。また油断することなく私が偶像崇拝をすることのないようにして下さい。あなたが様々な方法で私に告げ知らせてくださる助言に素直に聞き従えるように頑なな心があれば打ちこわして下さい。
アーメン