3/3 ディボーション 幸いな人 ハバクク書 2:5-20

聖書箇所 ハバクク書 2:5-20

"実にぶどう酒は裏切るもの。勇士は高ぶっていて、定まることを知らない。彼はよみのように喉を広げ、死のように、満ち足りることを知らない。彼は自分のもとに、すべての国々を集め、あらゆる民をかき集める。
これらはみな、彼に対して嘲りの声をあげ、皮肉たっぷりに、風刺して言わないだろうか。「わざわいだ。いつまでなのか。自分のものでないものを増し加え、その上に担保を重くする者」と。
おまえにかみつく者が突然起き上がり、揺り動かす者が目覚めて、おまえは彼らに略奪されないだろうか。
おまえが多くの国々を略奪したので、ほかのあらゆる民がおまえを略奪する。おまえは人の血を流し、地に暴虐を行った。町々とそのすべての住民に対して。
わざわいだ。自分の家のために不正な利得を貪り、悪の力から逃れるために、自分の巣を高い所に構える者。
おまえは自分の家のために恥ずべきことを謀り、多くの国の民を滅ぼした。おまえのたましいは罪を犯した。
まことに、石は石垣から叫び、梁は家からこれに答える。
わざわいだ。血によって町を建て、不正で都を築き上げる者。
見よ、万軍の主によるのではないのか。諸国の民が、ただ火で焼かれるために労し、国々が、ただ無駄に疲れ果てるのは。
まことに、水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる。
わざわいだ。その裸を見ようと、友に酒を飲ませ、毒を混ぜて酔わせる者。
おまえは栄光ではなく恥で満ちている。おまえも飲んで、陽の皮を見せよ。主の右の手の杯は、おまえの上に巡り来る。恥辱が、おまえの栄光の上に。
レバノンへの暴虐がおまえをおおい、獣への暴行がおまえを脅かす。おまえは人の血を流し、地に暴虐を行った。町々とそのすべての住民に対して。
彫像はいったい何の役に立つのか。彫刻師がそれを刻んだところで。鋳像や、偽りを教える物は何の役に立つのか。これを造った者がそれに頼ったところで。その者は、もの言わぬ偽りの神々を造ったのだ。
わざわいだ。木に向かって目を覚ませと言い、黙っている石に起きろと言う者。これが教えることができるというのか。見よ、それは金や銀をかぶせたもの。その中には何の息もない。
しかし主は、その聖なる宮におられる。全地よ、主の御前に静まれ。"
ハバクク書　2章5～20節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

ただ、主の御前に静まりなさい。

内容のまとめ

バビロンは周囲の国々を略奪し、また不正な利益で私腹を肥やし、偶像礼拝をしていました。預言者ハバククは、バビロンの上に恥が返されると宣言しています。そして、すべての国々に主の前で静まるよう宣言しています。

静聴と観察

＜不正と悪によって利益を貪る者への警告＞

"実にぶどう酒は裏切るもの。勇士は高ぶっていて、定まることを知らない。彼はよみのように喉を広げ、死のように、満ち足りることを知らない。彼は自分のもとに、すべての国々を集め、あらゆる民をかき集める。
これらはみな、彼に対して嘲りの声をあげ、皮肉たっぷりに、風刺して言わないだろうか。「わざわいだ。いつまでなのか。自分のものでないものを増し加え、その上に担保を重くする者」と。
おまえにかみつく者が突然起き上がり、揺り動かす者が目覚めて、おまえは彼らに略奪されないだろうか。
おまえが多くの国々を略奪したので、ほかのあらゆる民がおまえを略奪する。おまえは人の血を流し、地に暴虐を行った。町々とそのすべての住民に対して。
わざわいだ。自分の家のために不正な利得を貪り、悪の力から逃れるために、自分の巣を高い所に構える者。
おまえは自分の家のために恥ずべきことを謀り、多くの国の民を滅ぼした。おまえのたましいは罪を犯した。
まことに、石は石垣から叫び、梁は家からこれに答える。
わざわいだ。血によって町を建て、不正で都を築き上げる者。
見よ、万軍の主によるのではないのか。諸国の民が、ただ火で焼かれるために労し、国々が、ただ無駄に疲れ果てるのは。
まことに、水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる。"
ハバクク書　2章5～14節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

不正と悪で利益を貪る者にはその罪の報いを受けます

＜偶像崇拝をする者への警告＞１５〜１９節　

"わざわいだ。その裸を見ようと、友に酒を飲ませ、毒を混ぜて酔わせる者。
おまえは栄光ではなく恥で満ちている。おまえも飲んで、陽の皮を見せよ。主の右の手の杯は、おまえの上に巡り来る。恥辱が、おまえの栄光の上に。
レバノンへの暴虐がおまえをおおい、獣への暴行がおまえを脅かす。おまえは人の血を流し、地に暴虐を行った。町々とそのすべての住民に対して。
彫像はいったい何の役に立つのか。彫刻師がそれを刻んだところで。鋳像や、偽りを教える物は何の役に立つのか。これを造った者がそれに頼ったところで。その者は、もの言わぬ偽りの神々を造ったのだ。
わざわいだ。木に向かって目を覚ませと言い、黙っている石に起きろと言う者。これが教えることができるというのか。見よ、それは金や銀をかぶせたもの。その中には何の息もない。"
ハバクク書　2章15～19節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

偶像崇拝をする者にはその罪の報いを受けます

＜祈りの模範＞２０節　

"しかし主は、その聖なる宮におられる。全地よ、主の御前に静まれ。"
ハバクク書　2章20節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

ただ主の御前に静まりなさい。

適用

不正と悪によって利益を貪り、偶像崇拝をするような罪に近づかないように気をつけたい。祈るときには静まって主に向かいたい。

祈り

主よ。クリスチャンであるかどうかに関係なく、不正と悪によって利益を貪る者達、偶像崇拝をする者達を私から遠ざけてください。いつもあなたの御前で静まって祈ることができますように。

アーメン