12/26 ディボーション 幸いな人 マラキ書 1:1-14
聖書箇所 マラキ書 1:1-14
"宣告。マラキを通してイスラエルに臨んだ主のことば。
「わたしはあなたがたを愛している。──主は言われる──しかし、あなたがたは言う。『どのように、あなたは私たちを愛してくださったのですか』と。エサウはヤコブの兄ではなかったか。──主のことば──しかし、わたしはヤコブを愛した。
わたしはエサウを憎み、彼の山を荒れ果てた地とし、彼の相続地を荒野のジャッカルのものとした。
たとえエドムが、『私たちは打ち砕かれたが、廃墟を建て直そう』と言っても、──万軍の主はこう言われる──彼らが建てても、わたしが壊す。彼らは悪の領地と呼ばれ、主がとこしえに憤りを向ける民と呼ばれる。
あなたがたの目はこれを見る。そして、あなたがたは言う。『主は、イスラエルの地境を越えて、なお大いなる方だ』と。」
「子は父を、しもべはその主人を敬う。しかし、もし、わたしが父であるなら、どこに、わたしへの尊敬があるのか。もし、わたしが主人であるなら、どこに、わたしへの恐れがあるのか。──万軍の主は言われる──あなたがたのことだ。わたしの名を蔑む祭司たち。しかし、あなたがたは言う。『どのようにして、あなたの名を蔑みましたか』と。
あなたがたは、わたしの祭壇に汚れたパンを献げていながら、『どのようにして、私たちがあなたを汚しましたか』と言う。『主の食卓は蔑まれてもよい』とあなたがたは思っている。
あなたがたは盲目の動物を献げるが、それは悪いことではないのか。足の萎えたものや病気のものを献げるのは、悪いことではないのか。さあ、あなたの総督のところにそれを差し出してみよ。彼はあなたを受け入れるだろうか。あなたに好意を示すだろうか。──万軍の主は言われる──
さあ、今度は神に嘆願したらどうか。『われわれをあわれんでください』と。このことはあなたがたの手によることだ。神があなたがたのうち、だれかを受け入れるだろうか。──万軍の主は言われる──
あなたがたのうちには、扉を閉じて、わたしの祭壇にいたずらに火をともせないようにする人が、一人でもいるであろうか。わたしはあなたがたを喜ばない。──万軍の主は言われる──わたしは、あなたがたの手からのささげ物を受け入れない。
日の昇るところから日の沈むところまで、わたしの名は国々の間で偉大であり、すべての場所で、わたしの名のためにきよいささげ物が献げられ、香がたかれる。まことに、国々の間で偉大なのは、わたしの名。──万軍の主は言われる──
しかし、あなたがたは『主の食卓は汚れている。その果実も食物も蔑まれている』と言って、わたしの名を汚している。
また、『見よ、なんと煩わしいことか』と言って、それに蔑みのことばを吐いている。──万軍の主は言われる──あなたがたは、かすめたもの、足の萎えたもの、病気のものを連れて来て、ささげ物として献げている。わたしが、それをあなたがたの手から取って、受け入れるだろうか。──主は言われる──
自分の群れのうちに雄がいて、これを献げると誓いながら、損傷のあるものを主に献げるような、ずるい者はのろわれる。わたしは大いなる王であり、──万軍の主は言われる──わたしの名は諸国の民の間で恐れられているからだ。」"
マラキ書 1章1~14節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
主の恵みに対してあなたは感謝を主に示しているのか。恵みが多いのでそれに慣れてしまい、感謝することも忘れてはいないか。それでいて、主に対して願いが叶わないと不平を言っているのではないか。
内容のまとめ
マラキによって語られた神様の警告です。神様はイスラエルを愛され、エドムを滅ぼすと言われます。また、礼拝を軽んじる祭司たちへの警告が記されています。
静聴と観察
<御父の愛に対してのイスラエルの民>2〜5節 御父の愛は十分であるのにイスラエルの民は不平不満を言う
<御父にたいして不遜なイスラエルの民>6〜14節 御父の愛は偉大であるのにイスラエルの民は畏れ敬い感謝することもせず、礼拝も律儀に執り行わない
適用
願いが聞き入れない時、主の愛を疑う前に、主がしてくださった良いことをよく思い出して恵みを数えたい。そしてその恵みに対して誠意を持って感謝しているのか自分を省みたい。そして、偉大な主の愛に対して畏れ敬える信仰を持てるように祈りたい。
祈り
主よ。時に願いが聞き入れない時、あなたの愛を疑ってしまう事をどうかお赦し下さい。あなたの愛と恵みは私には十分でした。課題の願いに対して主がお応えにならない時、私の動機や至らなさを教えてください。あなたに誠意を持って感謝し、畏れ敬う信仰を持ちたいと願います。どうか日々信仰を増し加えて、聖なる者と成長させて下さい
アーメン
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