12/28 ディボーション 幸いな人 マラキ書 2:10-17
聖書箇所 マラキ書 2:10-17
"私たちすべてには、唯一の父がいるではないか。唯一の神が、私たちを創造されたではないか。なぜ私たちは、互いに裏切り、私たちの先祖の契約を汚すのか。
ユダは裏切り、イスラエルとエルサレムの中で忌まわしいことが行われた。まことにユダは、主が愛された主の聖所を汚し、異国の神の娘をめとった。
このようなことをする者を、どうか主がヤコブの天幕から一人残らず断ち切ってくださるように。たとえその者が万軍の主にささげ物を献げても。
あなたがたはもう一つのことをしている。あなたがたは、涙と悲鳴と嘆きで、主の祭壇をおおっている。主が、もうささげ物を顧みず、あなたがたの手からそれを喜んで受け取られないからだ。
「それはなぜなのか」とあなたがたは言う。それは主が、あなたとあなたの若いときの妻との証人であり、あなたがその妻を裏切ったからだ。彼女はあなたの伴侶であり、あなたの契約の妻であるのに。
神は人を一体に造られたのではないか。そこには、霊の残りがある。その一体の人は何を求めるのか。神の子孫ではないか。あなたがたは、自分の霊に注意せよ。あなたの若いときの妻を裏切ってはならない。
「妻を憎んで離婚するなら、──イスラエルの神、主は言われる──暴虐がその者の衣をおおう。──万軍の主は言われる。」あなたがたは自分の霊に注意せよ。裏切ってはならない。
あなたがたは、自分のことばで主を疲れさせた。あなたがたは言う。「どのようにして、私たちが疲れさせたのか。」それは、あなたがたが「悪を行う者もみな主の目にかなっている。主は彼らを喜ばれる。いったい、さばきの神はどこにいるのか」と言うことによってだ。"
マラキ書 2章10~17節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
主が祈りに応えられないと嘆く時、主以外のものに心を奪われてはいないか。嘆く前に悔い改めることである。
内容のまとめ
預言者マラキを通して、神様はユダとイスラエルの罪を指摘されます。とりわけ、異教の神々の娘をめとったことや、神が引き合わせた結婚をないがしろにしていることなどが語られています。
静聴と観察
<御父>10節 主は私たちの唯一の父であり、わたしたちの唯一の神であり、私たちを創造された。
<常に祈るべき課題>11節〜12節 偶像崇拝が私たちの中から断ち切られるように祈る
<離婚への指導>13〜15節 離婚する時には常に聖霊の導きによって決断をするべきである
<戒め>17節 主を疲れさせるのは、私たちの都合のいいように主との関係を解釈することである
適用
主が祈りに応えられない時、嘆く前にこれまでの主の愛によっていただいた恵みをよくよく思い起こしたい。自分の中に主以外のものに心を奪われるものがないのか、また悔い改めることがないか、自分を省みたい。主は主以外のものに心を奪われているのにも関わらず、自分勝手に解釈して、それをよしとすることで、主を疲れさせてしまうのだということを忘れずに日々祈っていきたい。
祈り
主よ。あなたが祈りに応えられない時、私が嘆く前にあなたの愛と恵みをどうか思い起こさせて下さい。そして自分が主以外のものに心を奪われていたとしたら、悔い改めさせて下さい。どうか、主以外のものに心を向けているのを自分勝手に解釈してよしとするような心を取り払って下さい。
アーメン
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