1/30 ディボーション 幸いな人 ホセア書 8:1-14
聖書箇所 ホセア書 8:1-14
"「あなたの口に角笛を当てよ。鷲のようなものが、主の宮の上にいる。彼らがわたしの契約を破り、わたしのおしえに背いたからだ。
彼らはわたしに向かって叫ぶ。『わが神よ、私たちイスラエルは、あなたを知っています』と。
イスラエルは善を退けた。敵は彼らに追い迫る。
彼らは王を立てたが、わたしによってではない。首長を立てたが、わたしは知らない。彼らは自分の銀や金で自分のために偶像を造った。ただ断ち切られるために。
サマリアよ、あなたの子牛は退けられる。わたしは彼らに向かって怒りを燃やす。いつになれば、彼らは罪のない者となれるのか。
それはイスラエルから出たもの。それは職人が造ったもので、神ではない。サマリアの子牛は粉々に砕かれる。
彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取る。麦には穂が出ないので、麦粉を作れない。作れたとしても、他国人がこれを食い尽くす。
イスラエルは吞み込まれた。今や、彼らは国々の間にあって、だれにも喜ばれない器のようになった。
彼らは、ひとりぼっちの野ろばで、アッシリアへ上って行った。エフライムは愛を求めて贈り物をした。
彼らが諸国の民に物を贈っても、今、わたしはそれらを集める。彼らは、王や首長への貢ぎによって間もなく汚されることになる。
エフライムは祭壇を増やして罪を犯すようになった。それらは彼にとって罪を犯すための祭壇となった。
わたしが彼のために、多くのおしえを書いても、彼らはこれを他国人のもののように見なす。
わたしへのささげ物のいけにえとして彼らが肉を献げて食べたとしても、主はこれを喜ばない。今、主は彼らの不義を覚え、その罪を罰する。彼らはエジプトに帰る。
イスラエルは自分の造り主を忘れ、神殿をいくつも建てた。ユダは、城壁のある町々を増し加えた。しかし、わたしはその町々に火を放つ。火はその宮殿を焼き尽くす。」"
ホセア書 8章1~14節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
偶像崇拝による裁きと罰を免れる事は出来ない。それは主を信じない者によってももたらされる。また、他人からも本当の信頼を得ることもない。
内容のまとめ
北イスラエルは契約を破り、偶像を作り、世の国々の好意を得ようとしました。しかし、それはすべて神様に対して、罪を犯すものとなりました。それゆえ神様は北イスラエルを罰するとおっしゃいます。
静聴と観察
<御父>1〜14説 主は偶像崇拝に激しい怒りを燃やされます。その裁きと罰は主を信じない者によってももたらされます。偶像崇拝をしているうちには主への祈りは聞き入れられません。
<偶像崇拝への警告>1〜14説 偶像崇拝をすれば祝福も恵みもなく、孤独になり、迫害を受け実りもありません。
適用
偶像崇拝が完全に断てるよう主に祈り求めたい。もし主への祈りが聞き入れられず、恵みも実りもなかったり、人からの信頼も得られなかったり、孤独になってしまうような、主の祝福を与えられない時には、偶像崇拝をしていないかどうか、自分を省みたい。
祈り
主よ。私から偶像崇拝を遠ざけ、私の中から偶像崇拝を完全に断たせて下さい。あなたの恵みを感じられない時には自分が偶像崇拝をしていないか省みられるようにどうか導いてください。
アーメン