1/14 ディボーション 幸いな人 ヨハネの福音書 4: 43-54
聖書箇所 ヨハネの福音書 4: 43-54
"さて、二日後に、イエスはそこを去ってガリラヤに行かれた。
イエスご自身、「預言者は自分の故郷では尊ばれない」と証言なさっていた。
それで、ガリラヤに入られたとき、ガリラヤの人たちはイエスを歓迎したが、それは、イエスが祭りの間にエルサレムで行ったことを、すべて見ていたからであった。彼らもその祭りに行っていたのである。
イエスは再びガリラヤのカナに行かれた。イエスが水をぶどう酒にされた場所である。さてカペナウムに、ある王室の役人がいて、その息子が病気であった。
この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところに行った。そして、下って来て息子を癒やしてくださるように願った。息子が死にかかっていたのである。
イエスは彼に言われた。「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、決して信じません。」
王室の役人はイエスに言った。「主よ。どうか子どもが死なないうちに、下って来てください。」
イエスは彼に言われた。「行きなさい。あなたの息子は治ります。」その人はイエスが語ったことばを信じて、帰って行った。
彼が下って行く途中、しもべたちが彼を迎えに来て、彼の息子が治ったことを告げた。
子どもが良くなった時刻を尋ねると、彼らは「昨日の第七の時に熱がひきました」と言った。
父親は、その時刻が、「あなたの息子は治る」とイエスが言われた時刻だと知り、彼自身も家の者たちもみな信じた。
イエスはユダヤを去ってガリラヤに来てから、これを第二のしるしとして行われた。"
ヨハネの福音書 4章43~54節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
しるしと不思議を見ることを求めないで、御言葉を素直に信じなさい。
内容のまとめ
イエス様が、ガリラヤのカナに行かれると、カペナウムから王室の役人がやって来て、息子の病気をいやしてほしいと願いました。イエス様から与えられた言葉を信じた役人は、その信仰の通りに息子のいやしを経験しました。
静聴と観察
<御子の願い>48節 しるしと不思議を見たからではなく、神の言葉を素直に信じなさい
<神へ求め祈る模範>49節 神に祈り求める時にはその願いが聞き入れられるまで求め続ける
<神からの恵み>50〜53節 神の言葉を頼りに信じれば必ず恵みを与えられる
適用
信仰生活において、しるしと不思議を求めず、ただ御言葉を受け入れ素直に信じたい
祈り
主よ。私は時としてあなたのしるしと不思議を求めます。しかし、しるしと不思議に依らずただ御言葉を信じる信仰によってあなたの愛と恵みと祝福、すべてのよいものをお与えくださるあなたを確信し、感謝できますように。
アーメン
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