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1/13 ディボーション 幸いな人 ヨハネの福音書 4:27-42

聖書箇所 ヨハネの福音書 4:27-42

"そのとき、弟子たちが戻って来て、イエスが女の人と話しておられるのを見て驚いた。だが、「何をお求めですか」「なぜ彼女と話しておられるのですか」と言う人はだれもいなかった。
彼女は、自分の水がめを置いたまま町へ行き、人々に言った。
「来て、見てください。私がしたことを、すべて私に話した人がいます。もしかすると、この方がキリストなのでしょうか。」
そこで、人々は町を出て、イエスのもとにやって来た。
その間、弟子たちはイエスに「先生、食事をしてください」と勧めていた。
ところが、イエスは彼らに言われた。「わたしには、あなたがたが知らない食べ物があります。」
そこで、弟子たちは互いに言った。「だれかが食べる物を持って来たのだろうか。」
イエスは彼らに言われた。「わたしの食べ物とは、わたしを遣わされた方のみこころを行い、そのわざを成し遂げることです。
あなたがたは、『まだ四か月あって、それから刈り入れだ』と言ってはいませんか。しかし、あなたがたに言います。目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています。
すでに、刈る者は報酬を受け、永遠のいのちに至る実を集めています。それは蒔く者と刈る者がともに喜ぶためです。
ですから、『一人が種を蒔き、ほかの者が刈り入れる』ということばはまことです。
わたしはあなたがたを、自分たちが労苦したのでないものを刈り入れるために遣わしました。ほかの者たちが労苦し、あなたがたがその労苦の実にあずかっているのです。」
さて、その町の多くのサマリア人が、「あの方は、私がしたことをすべて私に話した」と証言した女のことばによって、イエスを信じた。
それで、サマリア人たちはイエスのところに来て、自分たちのところに滞在してほしいと願った。そこでイエスは、二日間そこに滞在された。
そして、さらに多くの人々が、イエスのことばによって信じた。
彼らはその女に言った。「もう私たちは、あなたが話したことによって信じているのではありません。自分で聞いて、この方が本当に世の救い主だと分かったのです。」"
ヨハネの福音書 4章27~42節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

ただ、御言葉によってキリストを信じ豊かな恵みを受け取りなさい。

内容のまとめ

サマリアの女性は、水がめを置いて町に出て行き、イエス様のことを人々に言い広めました。それによって、多くの人がイエス様を信じました。その後、イエス様はみこころを行うことがご自身の霊的な食物だと語りました。

静聴と観察

<キリストがお求めになるもの>34節 キリストが求めるものは、福音を伝え福音を受け入れる者が起こされることである
<今ある恵み>35〜36節 すでに福音の恵みは実っている。それを受け入れなさい。
<伝道する者と福音を受け入れる者>37節 福音の種を蒔く者がいて、他のものがその福音を受け入れる。
<福音が伝えられるまでの労苦>38節 自分がキリストを信仰できるのは他の者の労苦によって福音が伝えられたからである。
<伝道の本質>41〜42節 証によってキリストを信じるのではなく、キリストの福音によって人々はキリストを信じるのである

適用

主が祈りにお応えにならない、願いが聞き入れられないと嘆かず、すでに今ある福音の恵みに感謝したい。自分がキリストを信じることができるのは多くの人の労苦によって自分に福音が伝えられてきたことを覚えて、自分も福音を伝える者となれるように祈りたい。証によってキリストを信じる者を興すのではなく、キリストの福音によってキリストを受け入れる者が興されるように願いたい。

祈り

主よ。時に祈りにお応えにならない、願いを聞いてくださらないと不満に思う心があることをお赦しください。あなたはまさにこの時も恵みをくださっています。どうか、そのことに感謝する心を失わない者にしてください。私に福音が伝えられるまでに多くの人の労苦があったことを覚えて、私も福音を伝えられる者としてください。証によってではなく、福音によってキリストを信じる者が興されるように助けてください。

アーメン

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