はじめに
私は、「女の子は勉強せんでいい」という九州の家で生まれ育ちました。
そして本当に勉強しなかったので、その後高校で落ちこぼれてしまいました。
高校はなんとか卒業できたものの、「なんの取柄もない自分」に失望し、這い上がろうとしては何度も真っ逆さまに落ちていきました。
「英語との出会い」は私に前進する希望を与えてくれました。
百貨店勤務、オーストラリア語学留学、英会話学校勤務、カナダ短大留学、カナダ日系企業での通訳を経て、1995年にBJ CLUB英会話を始めました。
BJ CLUB英会話を始めて暫くは、苦難の日々が続きました。
数値にしてみると、99回の失敗と1回の成功を繰り返してきた感じです。
開校して10年目(2005年)から、やっとBJ CLUBの収入だけで、自分が住む1Kのアパートの家賃が払えるようになりました。それからはトントン拍子に、沢山の生徒さん、優秀なスタッフが来てくれるようになりました。
2013年には縁あって通信制高等学校のサポート校をする事になりました。
ここでも、沢山の高校生、保護者の方との素晴らしい出会いがあり、自分自身の成長にも繋がっていきました。
2017年には「清水の舞台から飛び降りて(笑)」BJ HOUSEを建築。
今では生徒数400名を超えました。クラスによってはキャンセル待ちです。
これはスタッフ講師をはじめ、支えてくれた皆のおかげです。
とても長い時間をかけてここまで来たことからもわかるように、私に人と違う才能があったわけでは決してありません。
私がやった唯一の事は「熱い思い入れと共に、一ミリでも前進する事」を毎日しつこく続けたことでした。
ここに、高校から今日までの、印象深い出来事を綴ってみました。